風の値段
「風の値段」堂場瞬一 小学館
新橋署生活安全課の天木警部補、居酒屋で野球経験者と友達になった。
深い友達になって、相談を受けた。
その会社は風力発電のベンチャー企業なのだ。
洋上発電で、浮体式風力発電を目指している。
転職してきた技術者が前の会社の技術データを会社のサーバーに置いている。
特許などに抵触するのじゃなかろうか。
詳しく聞いてみると、その技術者は大学時代のチームメイトじゃなかろうか。
彼はピッチャー、天木はセカンドだった。
署内に報告して、不正競争防止法違反で調べることになった。
捜査の結果、逮捕して取り調べることになった。
チームメイトと向き合って調べる。
できるか、お前。やらせてください。
エンジニアの誇りとか、モノの考え方に向き合うことになる。
« 丁寧、あなたの丁寧と政界の丁寧 | トップページ | 某 »
コメント