機捜235
「機捜235」今野敏 光文社
機動捜査隊、略称、機捜は警視庁刑事部本部に所属する。渋谷署に分駐しているが、身内のような、身内じゃないような。
覆面パトカー、私服で密行して犯罪者に対処するのだ。
9篇の短編集。
俺は30そこそこの中堅、相棒が骨折して、新しい相棒がきた。
冴えないおっさん、あと3年で定年の、白髪の年寄りじゃないか。
最初は敬語で話していた、次第にタメグチで話すようになった。縞さん、高丸。
意外にも、縞長、特技を持っている。
見当たり捜査の達人なのだ。指名手配の写真を見て覚えて、巷の雑踏の中から見つけ出すのだ。
さらに、柔道三段、合気道五段、犯人逮捕は確かなものだ。
短編だから、伏線を蒔いたり回収したり、そんな余裕はない、一直線に逮捕に向かっていく。
短いページ数で溜飲を下げてくれる、気分爽快になること請け合います。
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