とんぷく
痛み止めの薬ですがね
頓服と漢字変換します
この頓服、江戸時代以前からあった言葉か、明治以降の造語なのか
どうも、黄表紙、読み本などで出ていたような気がしない
十返舎一九や滝沢馬琴の内容にあったかしら
歌舞伎や文楽のせりふにも出ていないように思える
ということは、明治からの新造語なんでしょうね
毎日のむのが定期薬、その場その場でのむのが頓服、とあります
頓服の頓の字が古風なんですよ、新造語なのにね
検索してみると
一時しのぎ、たちまち薬効が現れること、とあります
頓服の頓の字は、頓智の頓の字と同じです
咄嗟の機転です
明治のころ、頓服をひねりだしたのも、頓智の効いた閃きでしたね
この頓服、現代中国で通用しているかどうか、興味があります
検索してみました、あったぁ、顿服、問題は輸入語かどうかだよなぁ
いや、あの、素直に輸入語と認めるか、もともと古来のものと主張するか
明治語かどうか怪しいのでね、そこは何とも言えんのですよ
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