日本史を暴く
「日本史を暴く」磯田道史 中公新書
読売新聞に連載されたものです。
一節がほぼ3頁の短文です。
毎月一回の連載だから、読み忘れもあります。
こうして一冊の本で刊行されると、前後の脈絡も繋がってくる。
サブタイトルに[戦国の怪物から幕末の闇まで]とあるように、幅が広い。
戦国、江戸期、幕末と、時代を章立てしてある。
別に、疫病と災害が一つの章に立ててある。
古物商から購入した箱入りの古文書の中に庶民の道中記がある。
大和高田の薬種商、喜右衛門の文書。
宿場の女郎を買って、600文(三万円)、この男絶倫のようで、毎晩女を買っている。
江戸に出て、吉原の花魁を買って全一両(三十万円)。
新聞に連載中なんだが、この記事は読み損ねていたなぁ。
天下の大新聞に女郎買いのお話が載るとは、いやはや。
産経新聞に、本郷和人の[日本史ナナメ読み]があります。
毎月一回の連載で、これも愛読しています。
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