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2023年4月 1日 (土)

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4195
ナイス数:130

図書館にまいこんだ こどもの大質問図書館にまいこんだ こどもの大質問感想
図書館の全国組織でレファ協というのがあるのです。レファレンス協同データベース。その中でこどもの質問に面白いものがあります。胸がキュンとするようなお話を教えてくださいーおひめさまになりたいー魔法が使えるようになりたいー神さまって、なに?ーざしきわらしに会ってみたいです。どんな子ですか?ーおっぱいは血からつくられるのに、どうして白いのですか?ー今の私にぴったりな、おもしろくて、グッとくる本を紹介してくださいー秘密基地をつくるには、どうすればよいか?ーそれぞれ、どこの図書館での質問なのか名前を書いてあります。
読了日:03月31日 著者:こどの大質問編集部


東大に名探偵はいない東大に名探偵はいない感想
全員東大出身の作家群、一人だけ神戸大出身、東大大学院出、これはジェネリック東大とでも言うのかな。新川帆立のファンだから真っ先にここから読む。注文通り、東大が舞台で理系のお話し「東大生のウンコを見たいか?」短編だから思い付きだけでお話を運ぶ、メノツケドコロを味わうわけですね。アンソロジーだから、他の作家のお話も読んでいく。どの作品も東大生活が語られる。一般人と大差ないが、逆に言うと、大差ないのに東大生なんだな。巻末の「テミスの逡巡」殺人があったのやら無かったのやら、殺人犯なのやらそうではないのやら。
読了日:03月30日 著者:市川 憂人,伊与原 新,新川 帆立,辻堂 ゆめ,結城 真一郎,浅野 皓生


忘らるる物語忘らるる物語感想
[トッカン][上流階級]で名高いが、出発点・本来の姿はファンタジーにあるのだそうだ。ここの舞台は西域からモンゴル世界、時代はいつのころなんでしょうね。燦という帝国がある。一帯八旗十六星を統べている。果ての国の王女に環瑠がいる。若くて経産婦で条件にあっている。環瑠は召し出されて皇后星となった。帝国を支える蛮王を次々と経巡るのだ。蛮王は環瑠とまぐわる。二箇月で子が出来なければ、次の蛮王のもとに送られる。ついに帝のもとに来た。帝は生殖能力がない。このお話し、一応は終わりがああるが、終わりのような終わりではない。
読了日:03月27日 著者:高殿 円


日本ゲートウェイ日本ゲートウェイ感想
基本はデパートの再建のお話しなんですよ。メインバンクから融資を断られた。オーナー一族、兄が社長で妹が対立している。妹は妹でデパートを貸しビルに転換しようとする。兄社長は出身の四井を頼る。同期が専務なのだ。頼られた専務は同期の山崎を頼る。山崎は、「プラチナタウン」「和僑」での主人公。同席していたのが「食王」の主人公。そこで、デパートをフードコートに改造し、上階で関連する食品を売るのだ。デパート名を東京ゲートウェイに変え、インバウンド客に対応するのだ。雑誌連載時には「ザ・フードコート」という題名だったのだ。
読了日:03月24日 著者:楡周平


「国の借金は問題ない」って本当ですか?〜森永先生!経済ど素人の私に、MMTの基本を教えてください。「国の借金は問題ない」って本当ですか?〜森永先生!経済ど素人の私に、MMTの基本を教えてください。感想
副題に~森永先生!経済ど素人の私に、MMTの基本を教えてください。森永と読むと、てっきり森永卓郎だと思い込んでいました。森永卓郎というと、反政府、反自民で、読まなくても中身は分かるな。あれ、別人じゃん、森永康平、経済アナリストで大学教授じゃないのだ。知らんかった、二人は親子なんだそうです。この本、目次がありません。素人が疑問を呈し、プロが答える、という問答形式になっています。題名でこの本の趣旨を語っています。くどいくらい、平易に解説しています。「国の借金は問題ない」なるほど、と理解が進みます。
読了日:03月21日 著者:森永 康平


うさぎ玉ほろほろうさぎ玉ほろほろ感想
江戸は麹町で南星屋(なんぼしや)という菓子の店です。「まるまるの毬(いが)」「亥子ころころ」に次ぐシリーズ第三作目です。治兵衛(爺)、お永(娘)、お君(孫)の三人と職人の雲平の四人でお話を運びます。いずれは雲平がお永と入り婿になろうかという気配です。連作短編で、菓子の名前が短編のタイトルに嵌まっています。最後の二篇「石衣」と「願い笹」は連続もの、一篇には納まり切れなくて、前編後編になっています。鹿蔵という中間がこの巻には出てくる。実は御小人目付の配下で、中間は仮の姿、隠密なのだ。各地の菓子の名物を再現して
読了日:03月16日 著者:西條 奈加


神主はつらいよ――とある小さな神社のあまから業務日誌神主はつらいよ――とある小さな神社のあまから業務日誌感想
著者は埼玉県川越市の古尾谷八幡神社の神主、他に13社の神主も兼務しています。現在、日本には20万の神社があって、神社本庁に属する神社が8万、宮司が1万人。つまり、7万の神社はどこかの宮司が兼務しています。父親が脳梗塞になって、急遽、神主を受け継ぐことになりました。収入面では、神職とは全然当てにならない。前職がエンジニアなので、中小企業診断士を兼職している。主に、穢れについて語っている。神社は清浄を旨として、罪穢れを厭うところだ。総代の力添えが無ければ神社は成り立つものではない。総代の後継者も候補者がいない
読了日:03月15日 著者:新井 俊邦


おれは一万石 (双葉文庫)おれは一万石 (双葉文庫)感想
竹腰正紀、美濃今尾藩三万石の次男なのだ。出だしは将軍家御前試合で決勝で下妻藩の井上正広と対戦する。結果は敗れた。正紀に婿入り話がある。相手は下総高岡藩一万石井上家、京という姫がいて婿入りするのだ。挨拶に、ということで、高岡藩邸を訪問した。門前に百姓がいて、門番から追い払われている。話を聞いてみると、下総小浮村の名主の息子で、利根川が洪水で決壊しそうだ。杭二千本が必要だ。藩で用意していただきたい。わかった、殿に伝えよう。藩は手元不如意でどうにもならない。まだ婿入りもしていないうちから、心を砕き、足を延ばし、
読了日:03月14日 著者:千野 隆司


南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生感想
わたし、高井南海、階段から転がり落ちる癖がある。傷しても骨折してもたちまち治ってしまう。その時、痛いの痛いの、飛んでけぇ!と呪文を唱えるんです。それを見ていたのが、板橋徹也、靄が見えるのだ。その靄に大勢が引っかかって怪我したり死ぬ。板橋は有名会社の常務、板橋は南海をリクルートする。板橋が靄を見つけて南海が靄に触って無力化してしまうのだ。ラノベです。南海のモノローグで書かれています。会話と心のだだ漏れが混然一体となって、饒舌体、連綿体、さらりとは読みにくい体裁になっています。文中に、丁寧体とぞんざい体が混載
読了日:03月11日 著者:新井 素子


追想の探偵 (双葉文庫)追想の探偵 (双葉文庫)感想
神部実花は雑誌の編集者。黎砦(れいさい)社の「特撮旬報」を担当している。黎砦(れいさい)社とは零細(れいさい)社のことだろうなぁ。40年前ころの古いマンガムービーを語っているのだ。雑誌の特集ということで人探しをしている。濤映(とうえい)だの、宝塔(ほうとう)だのと隠しているが、東映や東宝ということはありありと分かる。東映マンガ祭りだの東宝マンガ祭りや初期のテレビフィルムが関係してくる。人探しといっても、亡くなっていたり、消息不明になっていたり、それでも探すのだ。読んでいて寂しくなる空しくなる。零細社の仕事
読了日:03月08日 著者:月村 了衛


覇王の轍覇王の轍感想
キャリアの警察官僚、樫山順子警視は北海道警察捜査二課長を命じられた。道警捜査二課では、東京警視庁と合同で道庁職員の汚職事件を捜査している。女子管理職職員が納入社側から収賄して、その金を新宿歌舞伎町のホストに注ぎ込んでいるのだ。捜査していると、別件が浮かび上がってきた。札幌ススキノで国土交通省の技官が不審死していること。下請けの電気工事会社の職人が死んだことに別の事情があるのではないか。樫山課長はキャリアに似げなく、真相に突き進んでいく。北海道警、JE北(JR)、運輸機構、それぞれ表に出せない伏せたい事情が
読了日:03月06日 著者:相場 英雄


機捜235 (光文社文庫)機捜235 (光文社文庫)感想
機動捜査隊[略称]機捜は覆面パトカー私服で密行して犯罪者に対処するのだ。9篇の短編集。俺は30そこそこの中堅、相棒が骨折して、新しい相棒がきた。冴えないおっさん、あと3年で定年の、白髪の年寄りじゃないか。最初は敬語で話していた、次第にタメグチで話すようになった。縞さん、高丸。縞長、特技がある。見当たり捜査の達人なのだ。指名手配の写真を覚えて、巷の雑踏の中から見つけ出すのだ。さらに、柔道三段、合気道五段、犯人逮捕は確かなものだ。短編だから一直線に逮捕に向かっていく。短いページ数で溜飲を下げてくれる、気分爽快
読了日:03月04日 著者:今野敏


日本史を暴く-戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書 2729)日本史を暴く-戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書 2729)感想
読売新聞に連載されたものです。一節がほぼ3頁の短文です。毎月一回の連載だから、読み忘れもあります。こうして一冊の本で刊行されると、前後の脈絡も繋がってくる。サブタイトルに[戦国の怪物から幕末の闇まで]とあるように、戦国、江戸期、幕末と、時代を章立てしてある。別に、疫病と災害が一つの章に立ててある。古文書の中に庶民の道中記がある。宿場の女郎を買って、600文(三万円)、この男絶倫のようで、毎晩女を買っている。江戸に出て、吉原の花魁を買って全一両(三十万円)。新聞に連載中にこの記事は読み損ねていたなぁ。
読了日:03月03日 著者:磯田 道史



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