どんがら トヨタエンジニアの反骨
「どんがら トヨタエンジニアの反骨」清武英利 講談社
トヨタの会長社長の伝記じゃありません。
取締役にも就任しなかった主査の伝記です。
しかも、量販車ではなく、スポーツカーを担当した男の伝記です。
多田は三菱自動車から退社して起業した。そんな経歴の男がトヨタに入社した。
トヨタには86(ハチロク)と呼ばれるスポーツカーの名車があった。
再びスポーツカーを販売することを目指した。
多田が起用された。
傘下に加えたスバルで製造することになった。
企業文化の違う両社でケンカしながら造ることになった。
ノンフィクションなんですよ。
骨法は小説と同様で、山場があって、対立と折り合いがあって、クライマックスに向かっていく。
題名のどんがらの意味は、シャシーの上に外殻が乗っている、エンジンもシートもまだ組み立てていない状態の姿、これをどんがらと呼んでいるのだ。
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これって、週刊誌に連載されていましたか?ポスト?現代?積極的には、読んでいません。講談社なので、週刊現代連載でしたか。 86に興味がないということもあります。水素エンジン車なら、興味がありますね。トヨタの直6エンジン。3台ともクラウンです。2000cc,2000㏄スーパーチャージャー,2500cc。今は、V8です。V8は、4台めです。それ以外に、乘ったことがありません。7台、全車4ドアです。4台が、コラムシフトでした。自分なりの、こだわりがあります。エアサスペンションは、4台です。2000スーパーチャージャーは、冷蔵庫がありました。コーヒー缶が、2~3本入ります。初めから付いていました。冷蔵庫付きも、なぜか4台です。選んだのではなくて、偶々、そういうことになっています。昔人間でしょうか、フレーム構造で、コラムシフトが、好きです。超高級車だと、それがありますが、到底無理なことです。 トヨタ自動車の直列6気筒が好きでした。ヤマハ発動機も関係していますが。
投稿: 児玉 | 2023年4月22日 (土) 22時13分