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2023年5月 1日 (月)

4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2676
ナイス数:97

ぜにざむらいぜにざむらい感想
岡源八、若狭の小領主のこども、朝倉が負けて所領を捨て逃げ出した。山に入って獣を狩り、浜の商人に売って金を得た。ちからになってくれたのは敦賀の商人、久治、久治の勧めで近江の蒲生家に仕官した。蒲生氏郷は伊勢松坂に転封になった。岡源八は金貸しを始めた。ぜにざむらいとそしられた。蒲生氏郷はさらに会津に転封になった。氏郷の死後、蒲生家は家中の統制が取れなくなり、転封になった。小大名に格下げとなった。岡源八は岡佐内と名前を変えていた。蒲生家を退去して会津に残った。新しい領主の上杉家に仕えた。上杉家は徳川家康に歯向かっ
読了日:04月30日 著者:吉川永青


誰に似たのか 筆墨問屋白井屋の人々誰に似たのか 筆墨問屋白井屋の人々感想
第六話までの短編集です。白井家の人々が次々に出てきて物語を紡ぎます。商家の務めは身代の継続です。若い嫁は必ず後継を産まなきゃなりません。出来れば、控えとして次男まで欲しい。子供が産まれなきゃどうするか。妾を持つのも良しとします。妾から産まれた子を引き取るのです。語り口調が落語のままです。ぬるい口調で語っているが、語っている内容は決してぬるくはありません。横から見れば江戸落語だなぁ。もちろん、これは裕福な商家でのお話し、職人の世界では、妾などおととい来ゃがれ。カライ中身のお話ですが、面白いから読んでごらん。
読了日:04月27日 著者:中島 要


どんがら トヨタエンジニアの反骨どんがら トヨタエンジニアの反骨感想
トヨタの会長社長の伝記じゃありません。取締役にも就任しなかった主査の伝記です。しかも、量販車ではなく、スポーツカーを担当した男の伝記です。多田は三菱自動車から退社して起業した。そんな経歴の男がトヨタに入社した。トヨタには86(ハチロク)と呼ばれるスポーツカーの名車があった。再びスポーツカーを販売することを目指した。多田が起用された。傘下に加えたスバルで製造することになった。企業文化の違う両社でケンカしながら造ることになった。ノンフィクションなんですよ。骨法は小説と同様で、山場があって、対立と折り合いがあっ
読了日:04月21日 著者:清武英利


SGU 警視庁特別銃装班SGU 警視庁特別銃装班感想
自衛隊レンジャー隊員の吉良と加成屋の二人は非番中に銀行強盗に遭遇した。二人は強盗団を殲滅した。世間の非難を浴びた。自衛隊員が殺した。退職するしかなかった。数年後、警視庁特別銃装班が創設された。二人はリクルートされた。日本は密輸銃であふれていた。特別銃装班は大っぴらに行動した。強盗団を殲滅するのに躊躇しなかった。世論は、今度は非難するどころか賞賛した。強盗団は行動を控えるようになった。首魁は元悪徳警官で、銃を梃子にしてやくざを支配している。銀行強盗団の最終目的は全銀システムのネット決済で、日銀を狙っている。
読了日:04月19日 著者:冲方丁


コスメの王様コスメの王様感想
利一はドブの落ちて気を失い、ハナに助けられた。ハナは神戸の花隈花街のおちょぼだった。ハナは花街に身を売られ、利一も貧しく丁稚奉公をしている。次に二人が会ったとき、利一は大分の問屋の神戸支店長となり、ハナも花千代として一本になっていた。さらに利一は独立し、自分の商売を始める。風呂での洗い粉でヒットし、従来の鉛の入ったおしろいから無鉛のおしろいを開発する。ハート化粧品=永山心美堂とを設立した。ハナと利一はいずれ一緒になるものと世間からは見られていた。ハナの兄はヤクザで、ハナは兄の縁を切ろうとアメリカに渡った。
読了日:04月16日 著者:高殿 円


合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明感想
前作「合理的にあり得ない好評で、シリーズ化したのかな。○○的にあり得ない、この縛りで、物理的にあり得ない、倫理的にあり得ない、立場的にありえない、の三篇。最初のは、レッドリストの希少動物を探す案件。2番目は、親権を取り戻す案件。最後のは、リストカットを繰り返す自殺願望者を引き戻す案件。合理的に、倫理的に、これらのストーリーは納得、立場的に、これは立場がどう絡むかは未消化。ストーリーを組んで、題名に「○○的にあり得ない」どう命名するかが問題ですねぇ。この先もこのシリーズを続けられるか、ネタ的にあり得ないか?
読了日:04月13日 著者:柚月 裕子


令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法感想
絶対ギャグ満載だろうと読み始めました。違った。カライじゃないか。違和感満載で読みづらい、骨が折れる。一、動物裁判 礼和四年「動物福祉法」及び「動物虐待の防止等に関する法律」二、自家醸造の女 麗和六年「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達(通称:どぶろく通達)」三、シレーナの大冒険 冷和二十五年「南極条約の取り扱いに関する議定書(通称:南極議定書)」四、健康なまま死んでくれ 隷和五年「労働者保護法」あるは「アンバーシップ・コード」ここまで読んでギブアップしました。この続きは毒が満載です。これ以上はよう読めん
読了日:04月12日 著者:新川 帆立


94歳、自撮りおばあちゃん やりたい放題のひとり暮らし94歳、自撮りおばあちゃん やりたい放題のひとり暮らし感想
これ、書いた本じゃないでしょう。口述筆記、でもないな、インタビュー、ひとり語りを録音して文字起こししたものでしょう。72歳でカメラを始める。息子はカメラマン、アートディレクター、遊美塾を熊本で始めると、そこに混じってしまう。写真の処理にパソコンを始め、ソフト=フォトショップ、イラストレイターで写真加工を施す。ゴミ袋のばあさん、物干しざおのばあさん、空中遊泳、車にひかれる、これらは自虐写真として有名です。評判になり、アドビのCMに写真が掲載される、雑誌の表紙写真に掲載される。フォトショップでの作業手順まで順
読了日:04月09日 著者:西本 喜美子


文豪、社長になる文豪、社長になる感想
菊池寛の一代記なんですよ。明治生まれの男で、社会に出たのが大正のころ。新聞記者から始まった。新聞への連載小説で評判を上げた。同人誌というのがあります。文士仲間のために同人誌を起ち上げた。文芸春秋。売れました。文芸だけでなく、社会評論も柱にして総合雑誌を目指す。社長になった。企画として、芥川賞・直木賞を設けた。二人とも同人なのだ。戦争の喧騒に抗したが、軍部に乗せられて、戦意高揚の片棒を担ぐことになった。戦争に負けました。戦犯となりました。文芸春秋社は解散し、文芸春秋新社を起ち上げた。菊池寛は文芸春秋を離れま
読了日:04月07日 著者:門井 慶喜

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