風を紡ぐ 針と剣 縫箔屋事件帳
「風を紡ぐ 針と剣 縫箔屋事件町」あさのあつこ 事業の日本社
シリーズです。縫箔屋の一人娘、おちえの物語です。
縫箔屋とは、着物に刺繍したり、スパンコールを刺したり、そういう装飾の仕事です。
針でちくちくと布を縫っていく、これも修行、別の修行もしています、町道場に通って、大した腕なのです。
[桐唐草入珊瑚玉模様][檜扇舞風模様][吉祥模様][再びの桐唐草入珊瑚玉模様]
四話になっていますが一連のお話です。
四話を通しての小道具は、他愛もないものが盗まれること。
おちえの寝間の枕もとの竹刀が盗まれます。
伏線は最後に収束します。へぇぇ、そういうお話だったのかい。
第一作目を読まずにシリーズに取り掛かったので、誰もがご存じの前提条件を知らずに読んでいるのかもしれません。
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