数珠の呼び方
仏教が伝来して、同時に数珠も伝わってきました
最初は、中国語の読み方と同じ[ずじゅ][ずっじゅ]と呼んでいました(と思うよ)
昔々、あるところに和尚さんと小僧さんがおったげな
おぅい、珍念や、[ずじゅ]を持ってきておくれ、[ずじゅ]じゃ[ずじゅ]じゃ、[ずっじゅ]じゃぞ
やぁれ、言いにくいのぉ、[じゅず]を持ってきてくれぇ
ありゃ、言い易いぞよ、これからは[ずじゅ]のことは[じゅず]と呼ぼうかのぉ
各地でこんなことがあって、数珠は[じゅず]と呼ばれることが当たり前になりました
めでたし、めでたし、とぉ、かっちり
言葉の反転・逆転、こんなことはよくあることです
岡山県の南部の矢掛町
濁点がスライドするんです
[やがけ]と読まずに[やかげ]と読みます、これ、ほんと
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