署長シンドローム
「署長シンドローム」今野敏 講談社
隠蔽捜査シリーズのスピンオフです。
大森署の竜崎署長が転勤して、後任に藍本小百合署長が赴任してきた。
新任署長、とにかく美人です。
美人なら仕事ができないか。いいえ、恐ろしく切れ者です。
湾内沿岸でヘロインの取引があると情報があります。
東南アジア系の半グレと中国マフィアの取引だということです。
情報の出先はCIAだとか。
捜査本部ならぬ前線本部が大森署に置かれます。
大森署、本庁組対本部、公安、海上保安庁、などが組み込まれます。
とにかく署長がベッピンということで、何度もクスクス笑いが起こります。
前任の竜崎署長と同様に、原理原則派なんですが、美人の原理原則は一味違う。
副署長、それぞれの課長、戸高刑事、竜崎署長時代と同じメンツです。
山田太郎巡査長というニューキャラクターが登場します。
写真を撮るように、見たもの全てを記憶する、という特技の持ち主です。
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