「徳川家康 弱者の戦略」磯田道史 文春新書
各所への連載の寄せ集めではありません。
書き下ろしかな、徳川家康に集中した考察です。
徳川家は最初から揺るぎない体制ではなかった。
かなり危ういとところを切り抜けてきたのだ。
NHKの大河ドラマ「どうする家康」に心を寄せながら、そうなんだよと語っています。
本来、歴史論文は一次資料に拠らなければならない。
二次・三次資料には嘘・捻じ曲げが介在している。
それでも、時代の空気感はそこにはある。
数十年後、百年後に書かれた書物でも、後講釈と読むか、時代の潮流と読むか。
最新の学術書、啓蒙書を紹介しながら、徳川家康の業績を語っています。



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