三河雑兵心得 百人組頭仁義
「三河雑兵心得 百人組頭仁義」井原忠政 双葉文庫
植田茂兵衛、侍大将になるはずだった。どこで横槍が入って、足軽大将のまま据え置かれた。
鉄砲百人、槍組、弓組、荷駄隊、合わせて300人の軍勢を預かる身分になった。
真田への対応は植田がええ。真田を徳川に引き付ける策はなにかあるか。
真田の総領の源三郎様に縁組してはいかがでしょう。本多平八郎様のご息女、於稲様ならいかがでござろう。
とんとん拍子に事は進んで、この縁組は無事できました。
時代は秀吉の小田原征伐の直前なんですよ。
真田と北条の領地争いで秀吉の介入は間近い。
真田の去就が問題なのだ。
真田を徳川の陣営に引き込みたい。
次の巻で、植田茂兵衛が大活躍するんじゃなかろうか。
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