青光の街
「青光の街」柴田よしき 早川書房
再読本です。知らずに読んでしまった。
題名にブルーライト・タウンとルビがある。
世間では連続殺人事件が起きる。ブルーライト殺人事件と呼ばれる。
青壁ユナはブルーライト探偵社の所長。
ユナのPCに「たすけて」と主題だけのメールが来る。主題だけで本文はない。
大学時代の友達だ。調査に取り掛かる。
最初は、生活感がないなぁ、と架空のお話しのように遠かった。
段々と、これは探偵小説じゃないか、大正昭和の探偵小説の骨法じゃないか。
巻末になって、生活感が書かれていに理由が分かりました。
連続殺人の犯行動機が理解できない。
松本清張以後の作品なのに、松本清張以前の小説です。
読み終えて、無駄な時間を過ごしたと悔やまれます。
4年前にに読んだとき酷評しているが、再読しても印象は変わらない。
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