「てらこや 青義堂 師匠、走る」今村省吾 小学館
坂入十蔵は忍者の家の次男坊だ。忍者を辞して寺子屋の師匠になった。
寺子屋の筆子に、鉄之助、御家人の子、吉太郎、商人の子、源也、大工の子、千歳、加賀藩上士の子、これらがキャラクター。
それぞれ事件が起き、忍者の技で解決していく。
十蔵は妻帯していた。事情があって離縁していた。
四人の子のお供でお伊勢参りに行くことになった。
幕府の忍者ではない野の忍者群がいる。人質の人質として、離縁した妻睦月を人質に取った。
これ以上筋書きを述べるのはやめておきます。
今村省吾、蘊蓄が深い。お話の途中に蘊蓄のあれこれを混ぜ込むと、面白いのなんの。



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