「虚の聖域 梓凪子の調査報告書」松嶋智左 講談社
ヒロインは梓凪子、元警察官で今は探偵をしている。
姉の息子が亡くなった。ビルからの飛び降りで、状況は自殺が疑われる。
姉の依頼で調査することになった。
最初は、読むのに乗り気じゃなかったのですよ。
なんだ、ヒステリーの姉、シングルマザーの過剰な愛情、そんなお話しだろうと、読む気がしませんでした。
調べると、これは自殺じゃないぞ。他殺かもしれない。
パイのように何層にも重なっていて、次々に新展開が現れる。
退屈な最初から、一挙に緊迫してくる。
自殺を疑われたが、そういうことだったのかい。
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の受賞作。



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