「鷹の惑い」堂場瞬一 講談社
公安一課、管理官の海老沢、極左の幹部が仙台で逮捕された。
護送するため仙台に出張した。新幹線の中で服毒自殺で死んでしまった。
捜査一課、管理官の高峰、他殺事件を捜査していた。
被害者の経歴にには代議士秘書の経歴がある。
捜査するうち、被害者の過去に極左の経歴があるのが分かってきた。
高峰は海老沢にタイアップを申し出た。二人は警察同期でたまに会うことがあるのだ。
背景が解ってきた。
この先はネタバレになるから語れない。
題名が鷹の惑い、鷹とは公安を意味する。
もう極左など社会に何の影響も及ぼさない。
対象が消滅すると、公安一課の存立基盤がなくなってくる。
それが惑いなのだ。



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