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2024年1月 1日 (月)

12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:5603
ナイス数:206

ラストエンペラーラストエンペラー感想
最新の作品に、日本ゲートウェイ、限界国家、ショートセール、がある。どれも社会的、政治的な呼びかけで、小説よりも新書版を読んでいるような気がしてくる。トミタ自動車は方向に行き詰まりかけている。ガソリン車からEVに移行しつつある。次の社長に取締役一番若手を抜擢することにする。ただし、現社長のわたしがこれだけはやってからバトンタッチしたい。トミタ最高級車のエンペラーをガソリン車最高の姿を完成して去って行きたい。イタリアのガリバルディとタイアップすることにした。1台数千万円の高級車を生産しているのだ。超富裕層だけ
読了日:12月30日 著者:楡 周平


クラックアウトクラックアウト感想
三砂瑛太は News Cargo のライター、善玉ではなく、悪玉なのだ。鴻上綾は警視庁の組織犯罪対策部の警部補、誰とも組まず単独で捜査する。池袋は中国のマフィア・シャンウーに蹂躙されて空白地帯になってしまった。空白地帯の前は日本やくざの久和組が仕切っていた。もちろん池袋の復権を目指している。三砂瑛太はシャンウーの顧問辻先弦の手先で、シャンウーの送死人をしている。櫻木凛奈、アイドルから売り出し中、MDMA中毒で自殺した。実は自殺ではない、自殺を装った他殺なのだ。三砂瑛太の仕掛けによるもの。これを発端に、池袋
読了日:12月29日 著者:長沢 樹


明日は結婚式明日は結婚式感想
細井真平と井東春香は結婚します。今日はその前日、これから夜になります、明日は結婚式。細井家の父母、妹ふたり、井東家の父母、弟、同居している母方の祖母。新婦側、新婦も含めて5人。新夫側、新夫も含めて5人。それぞれの一日が語られます。身内ばっかりですもの、その結婚に異議あり、と外部の乱入者が入り込むこともありません。作者は小路幸也ですよ、常に明るく、未来を語る作風の通りに進行して行きます。こんな明るい話ばっかりで何が面白いの。いえいえ、それがね、面白いのですよ。それぞれの身内で、びっくりするようなことも話に出
読了日:12月27日 著者:小路幸也


日本史で読み解く「世襲」の流儀日本史で読み解く「世襲」の流儀感想
副題に、眠れないほど面白い「お家相続」の流儀とあります。いや、そんなことはない、それほど面白くはないです。徳川家康、豊臣秀吉の相続の流儀がまず出てきます。ここは世間一般の評価と同じ。細川忠興、九鬼嘉隆、伊達政宗、中興のわがままで二代目が苦労します。皇室、藤原不比等に絡めとられる皇室、道鏡に狂った孝謙天皇、無茶苦茶わがまま後醍醐天皇。岩崎弥太郎、後継に成功した、それに引き換え、失敗した渋沢栄一、ただし、失敗の挽回には成功。他に、成功例に、毛利元就、北条氏綱、西川家(蚊帳から布団へ)、失敗例に、親鸞、吉田松陰
読了日:12月26日 著者:河合 敦


なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答えるなぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答える感想
サブタイトルに、[言語学者、小学生の質問に本気で答える]慶応大教授が母校和光小学校の生徒に授業をするのです。もちろん、授業前にレジュメを作り準備をします。授業のあと、気づきをレジュメに書き加えます。それがこの本です。まず、聞きます。にせたぬきじるとにせだぬきじるの違いはな~んだ。子どもはちゃんと意味の違いを見つけ出します。ぱぴぷぺぽについて深掘りをします。なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?それがここで解き明かされます。プリキュアとポケモンの名前について深掘りをします。軟らかいように見えて実は硬派な
読了日:12月25日 著者:川原 繁人


この会社、後継者不在につきこの会社、後継者不在につき感想
この本、文芸書ではありません、経済書です。納税協会や青色申告会などの機関誌連載ものがふさわしいものです。角川書店ではなく、経済出版社あたりが出版していれば納得のものです。三章の構成になっていますが、三篇が独立しているものです。中小企業診断士の某が相談に乗るという形の構成です。第1章、会社を長男と次男とどちらに継がせるか、というお話し。第2章、会社を従業員に継がせる、さて、誰に継がせるか、ここでは奇手なし、正常な選抜方法です。第3章、M&Aで会社をドイツに売ってしまった。従業員が新事態に沿って行くお話しです
読了日:12月23日 著者:桂 望実


忍びの副業 下忍びの副業 下感想
くノ一の嫁入りのお話しでかなりのページ数を取る。そっちは余談。鷹狩が催される。その場で人死にが出た。毒で人が死んだのだ。他にも、鉄砲の暴発あり、猪の乱入あり、日頃の御狩場とは様子が違う。ここでご世子にもしやのことがあれば。ちょっとこれ以上語るとネタバレになってしまう。ここまでにします。タイトルの忍びの副業、収入は役勤めからきているののじゃありません。内職の傘張りによるものが大きいのです。忍びの仕事が副業になったらええのになぁ、という願いのお話しなんです。その願いが叶うのやらどうのやら、どうなんでしょう。。
読了日:12月22日 著者:畠中 恵


忍びの副業 上忍びの副業 上感想
甲賀の忍びは鉄砲組の任が中心で、門の警護を受け持っている。幕府の忍びは他に伊賀の忍び。吉宗の代から、お庭番、紀州の忍びが幕府に移った。根来衆もあり、鉄砲が主だが、忍びも業とする。名古屋の徳川家に伊賀の忍びあり。反目している。十代将軍家治の世子に家基公あり西の丸に住まいし、西ノ丸公と呼ばれている。ものの弾みで忍びの腕を披露することになった。忍び、警護の者として召し抱えられた、のかなぁ。本来の番仕のかたわら、サービスでひと働きすることになった。ご世子さま、いずれは征夷大将軍の面前で働くのだ、いずれ良い目が出る
読了日:12月21日 著者:畠中 恵


ラプラスの魔女ラプラスの魔女感想
硫化水素のガスで人が死んだのが3件。家庭内でガス自殺を図って、巻き添えで親兄弟に累を及ぼしたのが1件。300キロも離れた温泉地で火山性の硫化水素ガスで人が死んだのが別々に2件。2作目3作目の軽快な運びに比べて、重い筆致で、次作次々作を知らなければ、途中で読むのを放棄しただろう。ラプラスの魔女というフレーズが出てくるのはどこなんでしょうね。ラプラスというキーワードは452ページ中318ページ目で出てきます。このへんから一挙に畳みかける展開になります。全体のほぼ7割のところまで伏線を張っているわけです。。。。
読了日:12月19日 著者:東野 圭吾


魔力の胎動 (角川文庫)魔力の胎動 (角川文庫)感想
ラプラスの魔女シリーズの2冊目です。三冊目[魔女と過ごした七日間]では羽原円華(うはらまどか)は大学を出て研究機関の研究員で登場する。この本では高校生、どうかすると中学生かもしれない。物語の語り手は若い鍼灸師。ナユタ。5篇の短編から成る。スキージャンプ、風の乱流が問題。野球のナックル、ここも風の乱流。登山の途中、岩棚から落ちた。事故か自殺か。これも風の乱流。ナユタの心の問題の解決。温泉の硫化ガス、これも事故か自殺か。最後の篇にはナユタも円華も登場しない。それなにこの本の表題に採用されている。不思議。。。。
読了日:12月15日 著者:東野 圭吾


江戸の空、水面の風:みとや・お瑛仕入帖 (新潮文庫 か 79-4)江戸の空、水面の風:みとや・お瑛仕入帖 (新潮文庫 か 79-4)感想
みとや・お瑛仕入帳シリーズです。[ご破算で願いましては][五弁の秋花][はしからはしまで]単行本が三冊あります。この[江戸の空、水面の風]は最初から文庫本で出ています。お瑛は、十代初期からお話が始まって、所帯を持ち、息子が五歳になるほどに成長しています。実はわたし、[はしからはしまで]この巻は読んでいない。お瑛は舟を持ち、大川を漕ぐのです。それは知らなかったなぁ。[はしからはしまで]で書いてあったのかしら。六編の短編小説で出来上がっています。世話になった料亭[柚木]が乗っ取られそうになる。それの顛末がお話
読了日:12月14日 著者:梶 よう子


魔女と過ごした七日間魔女と過ごした七日間感想
児童書、ヤングアダルト本のような雰囲気があります。主人公は月沢陸真、中学三年、父克司が殺された。一人ぼっちになった。成り行きで、施設に行った。そこはギフテッド、エクスチェッドの子供を収容して研究する施設だった。出会った女の子は陸真の妹だった。妹の世話をしている研究員は、自分で魔女のようなものだと名乗った。一方、警察側では、月沢克司殺人事件を追っていた。克司は警察官だった。退職後も犯人を捜すのを止めなかった。ここまでが設定条件です。これから事件が展開して行きます。それはここでは語らない。自分で読んでね。。。
読了日:12月13日 著者:東野 圭吾


野火、奔る野火、奔る感想
弥勒シリーズの12冊目。小間物問屋遠野屋の主人清之介、町方同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治。遠野屋の荷を積んだ船が行方不明だ。奉公人おちやがさらわれる。おちやは八代屋の先代の主人の縁者なのだ。どっちの件も大問屋の八代屋が裏で糸を引いているらしい。遠野屋は故郷の嵯波藩で紅花をヒットさせようとしている。八代屋が紅花の商権を奪おうと画策したものだ。筆致が鋭くて緊張を重ねながら読み進んで行く。シリーズには遠野屋清之介が中心になる巻と同心小暮新次郎が中心になる巻があるが同心小暮新次郎のほうが面白いと思う。清之介の過去
読了日:12月12日 著者:あさのあつこ


悪逆悪逆感想
事件がみっつ。箕面で殺人事件=金塊が盗まれたと推察される。被害者はサラ金過払い金返還の詐欺事件の首謀者。此花区で殺人事件=多額の現金と金塊が盗まれたと見える。被害者は仮想通貨詐欺の黒幕。滋賀県甲賀で殺人事件=被害者は新興宗教の宗務総長、多額の現金が盗まれた。違法薬物の元締めであるらしい。倒叙推理小説、三件とも加害者による犯行が仔細に書き込まれる。実行犯の名前はない。それを警察は捜査するんだよね。捜査側、箕面北署の年寄りと本部捜査一課の中堅。ふたりの関係はとしよりが差配する、中堅は本部の威光をカサに着ない。
読了日:12月10日 著者:黒川 博行


深海ロボット、南極へ行く: 極地探査に挑んだ工学者の700日深海ロボット、南極へ行く: 極地探査に挑んだ工学者の700日感想
後藤は本来は深海艇の開発者、縁あって、南極極地研のメンバーと知り合った。潜水ロボットを作ってほしい。南極にも湖沼があるのだ。そこを人間が潜水して調べるのだが、冷たくてツライ、ロボットでやりたい、とのことだ。依頼されてから出航するまでに5ヶ月そこそこ。自分で材料を選定して自分で組み上げるしか方法がない。操縦メンテが必要なので、製作者も南極に同行することなる。昭和基地に行くのではない。きざはし浜が生物チームの主戦場なのだ。そこへ「しらせ」からヘリ輸送される。昭和基地はパスして直行するのだ。ROVで潜水調査する
読了日:12月07日 著者:後藤 慎平


誇張、省略、描き換え…地図は意外とウソつき: 誇張、省略、描き換え…地図には「奇妙な表現」がいっぱい誇張、省略、描き換え…地図は意外とウソつき: 誇張、省略、描き換え…地図には「奇妙な表現」がいっぱい感想
タイトルは暴露的ですが、きわめてまじめな内容で、笑えるところはないです。代りに、わたしのところの地図に関わる笑えるお話を提供しましょうか。○法務局の土地公簿ですが、山林がでたらめです。明治に土地登記してそれ以来変わっていません。山林の区分で位置関係が入れ違っています。道路を付け替えるのに、工事の図面は現実に沿って行い、登記はできません。今さら公図の書き直しはできないからです。○「戸郷山、地図と現地がアンマッチ、諦める」こういうのをHPに上げています。地図には道があるが、現実にはない。橋も崩れ落ちている。。
読了日:12月05日 著者:遠藤 宏之


ジウX (単行本)ジウX (単行本)感想
歌舞伎町セブンと NWO(新世界秩序)との戦い。叙述の目は東警部補だが、彼はアウトサイダー、戦いとは無関係です。若い女が殺されていた。子宮をえぐりだされて、生きたまま放り出されたのだ。若い男女が殺された。その若い女の子も子宮を抉り出されていた。次第に分かってきたこと、ウィグル族への中国の仕業への仕返しらしい。中国がやったのと同じことを日本で演じたのらしい。目的は、日本が中国から離脱するように仕向けること。相互主義を貫くこと。中国がやったことを日本も同量を仕返しすること。戦闘は勝ったが、政治への影響は及んだ
読了日:12月03日 著者:誉田 哲也

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