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2023年12月12日 (火)

野火、奔る

「野火、奔る」あさのあつこ 光文社
弥勒シリーズの12冊目。
小間物問屋遠野屋の主人、清之介、町方同心小暮信次郎、岡っ引き伊佐治。
遠野屋の荷を積んだ船が行方不明だ。
奉公人おちやがさらわれる。
おちやは八代屋の先代の主人の縁者なのだ。
どっちの件も大問屋の八代屋が裏で糸を引いているらしい。
遠野屋は故郷の嵯波藩で紅花を軌道に乗せようとしている。
八代屋が紅花の商権を奪おうと画策したものだ。
筆致が鋭くて、緊張を重ねながら読み進んで行く。
伏線を張りながら、巻末で回収して行く。見事なものだ。
たぶん、わたしはシリーズ全巻を読んでいると思う。
シリーズには、遠野屋清之介が中心になる巻と同心小暮新次郎が中心になる巻があるが
同心小暮新次郎のほうが面白いと思う。
遠野屋が中心の時は、清之介の過去を引きずっている。
清之介の過去は別の巻で明らかにしている。
単独の巻では過去の巻を繰り返すのも限度がある。
野火が奔るか、奔りません。完全に、印象題名、イメージを掻き立てる題名です。

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