深海ロボット、南極へ行く
「深海ロボット、南極へ行く」後藤慎平 太郎次郎社エディタス
サブタイトルに、極地探検に挑んだ工学者の700日
後藤は、本来は深海艇の開発者、縁あって、南極極地研のメンバーと知り合った。
潜水ロボットを作ってほしいとの依頼があった。
南極にも湖沼があるのだ。
そこを人間が潜水して調べるのだが、冷たくてツライ、ロボットでやりたい、とのことだ。
依頼されてから出航するまでに5ヶ月そこそこ。
自分で材料を選定して自分で組み上げるしか方法がない。
操縦メンテが必要なので、製作者も南極に同行することなる。
隊員にはもう登録できないので、南極線しらせの随員という立場で同行することになった。
昭和基地に行くのではない。きざはし浜が生物チームの主戦場なのだ。
そこへ「しらせ」からヘリ輸送される。昭和基地はパスして直行するのだ。
ROV(remotely operated vehicle)で長池、くわい池、仏池、などを潜水調査する。
湖底にはコケボウズが繁茂している。
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