縄文時代驚異の科学
「縄文時代驚異の科学」斎藤勝祐 C&R研究所
へぇ、そうかい、それはびっくりした、そういうことはありません。
著者は名古屋工業大学名誉教授、有機化学を主に研究してきました。
縄文時代とどこに接点があるんでしょうかね。
出版社と名誉教授との人間関係からの冠なんでしょうね。
各章を分担して執筆したのは、おそらく、大学院の助教研究員クラス、または、各地の教育委員会の学芸員若手クラスなんでしょうね。
本の体裁は、ムック(マガジン+ブック)の小型版となっています。
それぞれの章はまとまっていますが、これは発見だ、大したものなんだ、との肉声は聞こえてきません。
1、縄文時代とは
2、縄文時代の地形変動
3、縄文時代の人的変動
4、縄文時代の衣食
5、縄文時代の住居
6、縄文時代の素材とエネルギー
7、縄文時代の医療
8、縄文時代の人文史
縄文の縄なんですがね--
縄文時代にはまだ稲作は始まっていません。
稲わらで縄をなっていたわけではありません。
カヤとか他の植物で縄をなっていたのでしょうね。
稲わらの縄と他の縄では似ているのか、違うのか、どっち道、縄文土器の痕跡に違いはないのか、どうなんでしょうね。
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