国会話法の正体 政界に巣くう怪しいレトリック
「国会話法の正体 政界に巣くう怪しいレトリック」藤井青銅 柏書房
記憶にございません
遺憾である
真摯に受け止める
不徳の致すところ
誤解を招いたとすれば問題だ
批判にはあたらない
仮定の話にはお答えできない
詳細は承知していない
お答えを差し控えさせていただきます
丁寧に説明していきたい
あってはならないこと
列挙するのをもうやめます。
著者の職業は放送作家で、政治関係者ではありません。
フレーズの一つ一つについて食い下がって掘り込んでいます。
政治家秘書・政治評論家なら別の書き方になるのでしょうが
床屋政論の状態にあります。
でも、これだけ政治家のぬけぬけと吐くフレーズに接すると、伝わってくるものはあります。
本気で読めば腹が立ちますが、肩のちからを抜いて読んでいきましょう。
この本は、面白くて読んだわけではありません。
この先、面白くなるだろうと山場を待って読み続けました。山場はありませんでした。
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