交渉人・遠野麻衣子 ゼロ
「交渉人・遠野麻衣子 ゼロ」五十嵐貴久 河出書房新社
シリーズの前作に[交渉人・遠野麻衣子][交渉人・遠野麻衣子 籠城]があります。
読んでいません。
これは交渉人・遠野麻衣子が誕生する篇です。
石田警視はキャリアの身で犯人との交渉人を引き受けている。
組織だって行おうと警視庁内部で8人が選抜された。研修が始まる。
任に非ずと一人、さらに二人と退室が命じられた。
石田警視としても、研修を主宰すると同時に捜査の現業もある。
世田谷グループの特殊詐欺が大詰めに差し掛かっている。
特殊詐欺から資産家を狙っての強盗犯に変質しつつある。
常に水揚げを上げないと傘下の受け子などのグループが四散してしまうのだ。
次の犯行は間近い。
研修中の交渉人候補を捜査に投入することにした。
ここから中締めを掴み、親玉に迫ることになる。
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