和歌と短歌はどう違うか
昔々、五七五七七の歌は歌うものでした
読み上げて歌うのが当り前で、紙に書くのはその次でした
宮中の歌会始めの儀式を思い浮かべてください
江戸時代に版木の刷り物が出ましたが、黙読せずに読み上げるものでした
明治になって、活版印刷が普及して、大量になり読み切れず、黙読するのが普通になりました
このへんで、歌は読み上げるものから黙読するものに変わりました
そのあたりから、和歌という概念が誕生しました
それでも、明治大正のころは、花鳥風月・好いた/好かれた、こういう世界でした
【風邪薬は/風邪の引き始/めに用法容/量を守って/服用するように】
薬の効能書きの一部です
五七五七七はちょっと崩れていますが、これも歌です、歌だとします
こんな即物的な無味無臭の歌が生まれると、これはもう和歌ではないよね
短歌という括りにしよう、短歌というジャンルが誕生しました
君ねぇ、エビデンスはあるの、文献はどこに?
知ったこっちゃありませんよ、こういう説明で納得できるでしょ、ありそうなことでしょ
« 三河雑兵心得 奥州仁義<13> | トップページ | YouTube で誘導したいがためのサイト »
コメント