「一夜 隠蔽捜査10」今野敏 新潮社
小説家北上輝記が誘拐された。
話しがあると小説家梅林賢が捜査本部に押しかけて来た。
東京でも殺人事件があった。被害者は元小説家だった。
竜崎(神奈川県警刑事部長)の家庭では息子が東大をやめたいと言い出した。
これ全部、巻末でカタがつきます。
題名の一夜、時間を暗示しているのじゃない、場所を示す暗喩なのだ。
竜崎は高級官僚に違いないのだが、現場を見る目を持っている。
毎度おなじみ竜崎伸也、いつもの通りの竜崎伸也で、期待通りの働きを見せてくれます。
官僚としての経世済民はまだ先になりそうです。いつかは護民官の道を極めるのでしょうね。



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