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2024年2月16日 (金)

旅立ち寿ぎ申し候

「旅立ち寿ぎ申し候」永井紗耶子 小学館
日本橋の紙問屋永岡屋に勘七は小僧から入って手代にまで昇進した。
時は幕末、伊井大老の行列が襲撃されて大老の首が取られるのを目撃した。
働きが見込まれて養子となった。若旦那となったのだ。
小諸藩にだまされて二千両の借財を負った。
幕府は大政奉還して新政府の世となった。
ものの流れは途絶えて、老舗名店も破綻して店を閉ざす。
打ち壊しや薩摩盗の襲撃も乗り切った。
横浜に前途がある。
旅立ち寿ぎ申し候、題名にあるように、どこかへ旅立つのだろうなぁ。
違います。意表を突かれる結末が待っています。そこは自分で読んでね。
永岡屋勘七は見事に時世を乗り切りました。
[木挽町の仇討ち]で直木賞を獲得しましたが、これは12年前の出版です。
当時から直木賞作家の片鱗は明らかです。
ストーリーテリングの名手です。


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