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2024年2月11日 (日)

商う狼 江戸商人杉本茂十郎

「商う狼 江戸商人杉本茂十郎」永井紗耶子 新潮文庫
ひとは毛充狼と呼ぶ。杉本茂十郎のことなのだ。
もとは甲斐の百姓の出で飛脚問屋の婿に奉公人から入り、三橋会所の頭取になり、江戸商人の首座に登ったのだ。
始まりは永代橋が落ちたこと、深川八幡の祭礼の折り、あまりの混雑に橋が倒壊したのだ。
当時、杉本茂十郎は大阪屋成兵衛と名乗っていた。茂兵衛の妻も長男も絶命した。
橋を再建しようと奔走し、幕府に頼らず町民の資力だけで再建した。
茂兵衛は大阪屋を血筋のものに返し、大阪屋を出た。
これからは杉本茂十郎と名乗ることにした。
三橋会所頭取、十組問屋頭取、町年寄次席に就任している。
駆け上がるのはここまで、これからは抵抗が増してくる。
それを語るのがこの本の勘所です。
実に痛快な人物だ。これまで小説に書いてあるのをわたしは読んだことがない。他にもいくつかあるそうなのです。
この本が最初。
商人で、幕府に協力し、楯突いた人物がいたんですねぇ。

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