仕事のためには生きてない
「仕事のためには生きてない」安藤祐介 角川書店
主人公は多治見勇吉、両親は矢沢永吉のファンで、勇吉と名付けられた。
ロックの道を育ってきた。
大企業のミカゲ食品に籍を置いている。
仕事はそこそこにして、[デスペラーズ]というバンドでベースを弾いている。
社長のSNSでの発言[スマイルコンプライアンス]という言葉が大炎上した。
防戦するため、スマイルコンプライアンスを普及させるための組織を発足させた。
そのリーダーに勇吉が任命された。その概念・理念は勇吉の双肩にかかっている。
いや、自由ではないのだ。役員会の千本ノックがあるのだ。
これ、悲惨な結末が予想できるでしょ。
ところが、予想と違うハッピーな展開が待っているのだ。
どんな展開?
それはここでは語れない、自分で読んでね。
ロックが絡むんですよ。「仕事のためには生きてない」題名の意味はここにあるのですよ。
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