北緯43度のコールドケース
「北緯43度のコールドケース」伏尾美紀 講談社
北緯43度とは札幌のこと、コールドケースとは迷宮事件を指す。
第67回江戸川乱歩賞受賞作です。
主人公は沢村依理子、博士号持ちでアカデミックに絶望して警察に入った。
最初は総務部門に配属されたが、始めて所轄に異動した。
倉庫の廃屋で女児の死体が発見された。
沢村は所属する生安少年係から捜査課殺人班へ応援に出た。
過去、女児誘拐があって、その犯人はまだ検挙されていない。
その線から沢村は独自の捜査を始める。
新聞社へ密告があって、監察は警察内を探し始める。
沢村が目を付けられた。
生け贄になりそう。
そこから一挙に展開、沢村の働きで事件も解決し、沢村は監察の罠から逃れた。
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