非弁護人
「非弁護人」月村了衛 徳間書店
宗光彬は検事だ。担当する裁判で負けた。
派閥争いに巻き込まれて収賄で懲役となった。
弁護士資格を失った。
相棒の篠田啓太郎検事は検事を辞め、弁護士になった。
宗光は非弁護人としてヤクザをクライアントにして仕事するしかなかった。
パキスタン料理店のコックの息子、マリクに3300円で雇われた。
友達の韓国人のアン・ソユンの姿が消えた、探してほしい。
これが始まりで、大量の行方不明者がいることを掴んだ。
ヤクザ食いと言うことで、東西のヤクザの大立者に事情を明かした。
やめたヤクザで行方不明者のリストが欲しい。
ここから宗光の戦いが始まった。
篠田は弁護士として法廷に立つ。宗光は非弁護人、法廷外で情報を集める。
表紙の顔の絵はデスマスク、これがお話しのキーになるのだ。
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