クスノキの番人
「クスノキの番人」東野圭吾 実業之日本社
直井玲斗はクスノキの番人になった。
勤務先の機械を盗み、警察に捕まったのだ。
知らない親戚が手を回し、示談に収めてくれたのだ。
番人を断るわけにはいかない。
雇ったのは、玲斗の母の姉、柳澤家の年老いた女主人なのだ。
クスノキの番人の仕事は、依頼者が祈念をクスノキに託するのを世話することなのだ。
依頼者は、深夜、クスノキに念を届ける、あるいは、念を受けるのだ。
段々と、玲斗は成長し、祈念の依頼者と繋がることもある。
おばの信頼も得るようになった。
実に収まりのよいラストで、このようでなきゃならんよねぇ。
今の世のお話しだろうけど、大正や昭和初期でも似合う雰囲気のお話しなのだ。
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