女の国会
「女の国会」新川帆立 幻冬舎
著者は現職の弁護士で、弁護士物件、弁理士物件で新発見を読者に与えてくれる。
この本は、国会議員のお話し、与野党の政治家、新聞記者、地方議員が登場する。
そんなに新発見があるわけでもないのですよ。
政治評論家、政治部記者、そのへんの畑のひとが書いても、着眼点は似たり寄ったりでしょうね。
お話しの始まりは、国会議員の何某が自殺したのだか、殺されたのだか。
ミステリーなら、自殺か殺人か、追及して行くのが普通です。
さすがに政治小説、その影響・反響を測るのが中心です。
これは[なんちゃって]本なんです。
新川帆立は、いわば、不真面目を本懐にしている。真面目を装って不真面目を展開しているのです。
そこがよろしい。
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