振り出しーー旗本出世双六(一)
「振り出しーー旗本出世双六(一)」上田秀人 中公文庫
時は十一代将軍徳川家斉の時代。主人公北条志真佑(しますけ)は
旗本で二百二十五石、小普請組所属なのだ。
西の丸書院番で狼藉があった。何人か人死にが出て補充があった。
北条志真佑は選抜された。
将軍家家斉の世子は徳川家慶、世子家慶は将軍家斉の代参で寛永寺に向かった。
その途中、浪人の集団に襲撃された。
北条志真佑は世子の駕籠脇を守り、世子の目に留まった。
浪人を襲撃させたのは将軍家斉なのだ。
とりあえず振り出しだからこの出世双六はどこまで進むのか、進んだり戻ったりするんでしょうね。
キーになるのが悪役です。親である将軍というのが世子側からのラスボスです。
同僚先輩で憎まれ役が出ないと沸き立ちませんが、次巻からでしょうね。
これが始まりです。こりゃぁ出世するだろうな。ぢこまで出世するのかしら。
売れ行き次第だろうな。不人気なら打ち切りもありうる。
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