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今までは Google Earth はソフトでした、アプリでした。【Google Earth Pro】
ユーザー登録して使用するものでした。昔のことだからうろ覚え、そうだったと思うよ。
Google Earth Pro は、読み手側は用意していないと思わなきゃね。
見せるには、絵面をコピーして切り出した画面を使うしか対処法がありませんでした。
今でも普通に Google Earth Pro は導入できます。
いつのまにか様子が変わっています。
ブラウザから直接 Google Earth に入って行けます。
こっちには Pro の名前はありません。
https://www.google.co.jp/intl/ja/earth/about/
誰でも入れます。ユーザー登録など必須条件ではありません。
さっそく新しい Google Earth にGPSのログを載せてみました。
うまくいかない。
地図は出ます。
ログが載らない。
ログが載る成功率は3回に1回程度です。(当社比)
全部失敗なら諦めもつくが、成功することもあるから未練が尾を引く、タチが悪い。
新方式はまだまだ未完成です。
いずれ、修正版・改正版が出るのを心待ちにしています。
ここから下り、ブレーキをかけながら下りるのだが、自転車のリムはホカホカになっている。
ここが谷底の十字路、右折すれば青河町のほうへ行くし、直進すれば春木集落に出ることになる。ここは左折する。
一時はここの十字路に通行止めの看板が出ていたこともあったのだ。道路工事の案内が出ていたこともあったのだ。いつのまにか交通止め・道路工事の看板は消えてしまった。
道路工事の中断期間に自転車を押して工事現場を内緒で通ったこともある。道路工事はどのようになったのだろうね。
十字路からしばらくは広幅の道が続く。いつかは途切れる。ここからは軽トラなら擦れ違いが出来る道幅に狭まってくる。大型トラックは所々にある待避個所で擦れ違い待ちしなきゃならない。
カーブミラーには広島県と銘板が貼ってある。ということは、ここは広島県道じゃないか。
地図ソフトでは、マピオンではここの部分だけ(県道は黄色に塗ってあるのだが)無色の表示になっている。ゼンリンでは中立の立場。Mapfan では県道の扱いではない。
広島県の道路ナビでは、黄色に塗ってあるから県道、ただし、狭い道の表示になっている。GoogleMap ではれっきとした県道432号線になっている。
登り坂だから自転車を押して登る。どうやら峠まで到着した。峠の向こうは高規格道路、ここには工事予定の看板などはない。この先が工事になるのは十年計画、二十年計画なんだろうなぁ。
完成した道を下って行く。辻塚下の三叉路に出る。工事前の道も知っているが、これが県道?と信じられない狭い道だったよ。高規格道路の今とは比較にならない。
編集が終わりました。新しいぺーじをアップしております。
これは一部分の抜き書きです。
全体の姿は下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2024/bike-240722-pione_5/bike-240722-pione_5.html
「失踪人 磯貝探偵事務所ケースC」小路幸也 光文社
銀の鰊亭シリーズです。[<銀の鰊亭>の御挨拶][<磯貝探偵事務所>からの御挨拶]に続く三作目です。
探偵磯貝は失踪した姉の行方を捜索するよう依頼を受ける。
調べているうち、彼女の母親も失踪したことを知る。
姉は北海道知事の特別秘書で、失踪する前に知事に辞表を出して退職していたことを知る。
事態は知事が特別秘書を拉致して殺害したのかもしれないと疑われる。
粗筋紹介はこのへんまでとしておきます。
小路幸也には悪人は出てきません。
今回悪人らしいのが出ているじゃん。
それも三十年か四十年前の悪事じゃん。
それが未だに尾を引いて、ということなんですよね。
探偵調査ファイルの片づけ方法、セースAは浮気調査、ケースBは身辺調査、ケースCは失踪人
朝飯のとき、窓から外を眺めていると、窓の上部にプラスチックのベルトが見えます。
じっと見つめると、ベルトではない、蛇です。
網戸を登って、これ以上登れずに留まっていたものです。
叩き落として、棒で追い込んで、草むらに追いやりました。
そういえば昨夜も、台所の出入口兼空気取り入れ口の上に蛇がいるのを発見しました。
一番外は網戸ですが、網戸と蛇の腹は摩擦が効き易いのかもしれません。
ひょっとして、昨夜のも今朝のも同じ蛇なのかもしれません。
蛇は好んで網戸に登る、これを発見したからには
網戸は常にぴったり閉ざしておくことにします。
ガラス面とサイディングの壁はよう登らん。網戸には要注意です。
ちょっとの隙間があれば、室内に入ってくる、室内に蛇!、大パニックになります。
わたしの銀行ATMでの振り込み限度は50万円までと設定してあります。
ある人の話では、特殊詐欺対策によるものだそうです。
それ以上の高額振り込みは銀行員の面前でタブレットに入力します。
従来あった手書きの振込用紙はカウンターから消えてしまいました。
正規の取引であると説明するため、請求書を持参したほうがよろしい。
○○組や××連合などへ振り込むには、さらに、反社ではない証明が必要かもしれません。
統一教会や(某)宗教法人などへ振り込むには、さぁ、どうするんでしょうね。
それは信者の人が考えること、部外者が考えることではない。
投資の詐欺で、高額の振り込みがタブレットに入力されますが
銀行員にはそれを差し止めるのは----出来ないですよねぇ。
【再読本】「これが広島弁じゃ!」監修灰谷謙二 洋泉社
監修ということは、誰か下書きした者がおるんじゃろう。誰じゃろうかのぅ。
2016年の発行、空気感、環境は全然変わっていない。
しみる、うばる、にがる、広島人以外の医者に訴えても伝わらないそうです。
きっぽ、傷跡のこと、はぁて、広島人以外はこれをどう言うとってんの。
この本に書いてないフレーズ
[こんなぁ、ちょっと前へ座れ、言うて聞かせることがあるけぇの]
これはちょっとじゃ済まないよぉ、広島弁の例文に採録されていないのが残念じゃね。
アクセントについても筆が及んでいる。
多い、遠い、全国アクセントは オオイ、トオイ、広島アクセントは、オオイー、トオイー、全国では頭高アクセント、広島は尻高アクセント
アクセントはなかなか学習の効果が表れない。
【再読本】「船を待つ日ー小坂屋お嬢の江戸見廻り始末ー」村木嵐 中央公論新社
ヒロインは小坂屋の跡取り娘・翠、15歳です。
ヒーローは奉行所高荷見廻り与力の長男、11歳。
時は家光の次の将軍家綱のころ、島原の乱の影響がまだ残っているころです。
船を待つとは何を待っているのか。
人買い船を待っているのです。
島原の乱の当時は子供の人さらいが横行していた。それがまた復活したようなのです。
九州で子供をさらい、大阪に集め、江戸まで連れて行く。
小坂屋は古道具屋、近所の同業に口之津屋があります。
その店が人さらい摘発の元締めなんです。
姉妹編、この本のあとに、[風を待つ日 - 古物屋お嬢と知恵伊豆様の落書]が出ました。
7年前に読んでいるんだが、はて、どんなお話しだったかなあ。
こういう事件がありました、なお、被害者には命に別状はありませんでした。
こんな報道に接します。
命に別状はなかったのかい、よかった、よかった。
よくはないよ。
違和感を感じるんですよ。
生き延びたから、軽傷だったから、それでよし、ではないでしょう。
第一報は命に別状はなかった。
第二報でその後どうなった、それを伝えてくれなきゃ。
事件の原因・動機・背景など知りたいこともありますよ。
第一報だけで後続がなかったら、モヤモヤ感は残りますよね。
命に別状なし、とは言えても、逆は存在しないのです。
命に別状あり、とは言えない。言いようがないのです。
そんなことを、書けば、言えば、袋叩きされます。
無事だったことは言えても、亡くなれば軽々しくモノは言えないのです。
「もう、聞こえない」誉田哲也 幻冬舎
第1章、何を伝えたいのか戸惑いました。本気で読むのを止めようかなと思いました。
警官に菊田巡査部長がいる、お、姫川玲子のスピンオフじゃん、違った、菊田は女だった。
100ページあたりで、うんと前、ちょっと前、今の三つの時が同時に語られているのだと分かる。
今の被疑者が声が聞こえるという意味は、ちょっと前に殺された女の声なのだ。
幽霊とは言わない、他界した者からの声が聞こえるのだ。
他界した者からの念は現世の人間になかなか届かない。
届くと、破壊的な伝達が完成するのだ。
ちょっと前に他界した女は、うんと前の殺人事件のことを伝えようとしているのだ。
誉田哲也にしてはハズレだなと思ったが、そうではない、100ページ過ぎるとモノゴトが全部するするとほどけてくるから。
ばか かば ちんどんや
おまえのかぁちゃん でべそ
昔の子供はこんな悪態をついていました
ばか かば に悪意は入っているのか、もう普通語ですよね
ちんどんや これには職業差別が含まれています これには指導を与えねばなりません
ちんどんやは昔は賤業と言われていましたが、今はアーティストです、脱皮しました
罵っても、罵りが届きません
おまえのかぁちゃん でべそ
本当にでべそであるなら、秘密の暴露となります、伏せていたいものを明らかにしたと指導せねばなりません
でべそではない場合、風説の流布となります、ありもしないことを広めたと指導しなければなりません
もうこんな罵り言葉を発する子供はいなくなりました
小学生でこの罵り言葉を発するなら、世間のどこかから聞いてきたと分かります
幼稚園こども園の年齢でこの言葉を発するなら、神の子です、おおいに驚きましょう
6月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3712
ナイス数:98町工場の星 「人が辞めない最高の職人集団」全員参加経営の秘密の感想
第1章 [町工場の星の現在地 第2章 [最高の職人集団]へ。走り続けた20年 第3章 [私のセルフプロデュース論] 第1章が総論、第2章が各論、テレビなどで見るお話しは第1章のことです。表紙に書いてある、[人が辞めない最高の職人集団]全員参加経営の秘密 腕のいい職人を採用しない、ずぶの素人を育てていく タブレットに全工程が載っている、タブレットは誰もが持ってみている ということは、儲かっているか、まだ損益分岐点以下か誰にでも分かる 給料は中小企業以上、大企業水準の手前 ボーナスは儲かっていれば出す、
読了日:06月30日 著者:諏訪 貴子
キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴンの感想
東京バンドワゴンシリーズの18巻目です。さらに、集英社文庫でシリーズの別巻が出ているのだそうです。毎年4月ごろ出版されます。登場人物それぞれ、ひとつづつ年を取って行きます。ずっと前の巻で小学校に行っていた子が結婚する年齢になるんですもの。主人公の堀田勘一もこの巻では89歳です。孫の結婚式で、ひ孫のかんなと鈴花、今は10歳、結婚できる18歳まで長生きするぜ。あと8年は生きたいよなぁ。百歳を越えてもこの物語は続くのでしょうか。近所の風呂屋が閉店して、買い取って、ステージバスという名前でアートスタジオとして改装
読了日:06月29日 著者:小路 幸也
まいまいつぶろ 御庭番耳目抄の感想
前作に[まいまいつぶろ]。その同時並行版です。5篇の短編集、いずれも、徳川吉宗、徳川家重に関わるお話し。吉宗は紀州から下士ばかり江戸城に連れてきた。野菜の振り売りまで連れてきた。青名半四郎、徒歩頭、正門の門番、裏の仕事は御庭番、万里と名前を賜る。青名半四郎にせよ万里にせよ、お話しの中心にはなりません。漬物、ふりかけ程度。あぁ、そこにいたのか、その程度の扱いです。それでええのです。お話しの流れは八代吉宗から九代家重へ、さらに十代家治へと繋ぐことなのです。ただ一人、家重の言葉を通訳できる人、大岡忠光いればこそ
読了日:06月27日 著者:村木 嵐
図書館にまいこんだ こどもの【超】大質問 ~司書さんは名探偵!~の感想
[図書館にまいこんだこどもの大質問]のシリーズ二冊目です。前の本とどこが違うか、今度の本には、超、が付いています。大きく違うところはありません。NHKに子ども科学電話相談というラジオ番組があります。ここではエクスパートが答えを教えてくれますが、この場合は図書館、司書がどの本が有効か誘導してくれます。こどもには、本の棚のどこに目的のものがあるか、みつけられないでしょう。ところが、低学年でもちゃんと探し出すのだそうです。無茶な質問もあります、ぼくがさっき見た鳥は何ですか。ちゃんと答えを誘導しています、エライ!
読了日:06月23日 著者:
バッタを倒すぜ アフリカで (光文社新書 1305)の感想
活字が小さくてミッチリと書き込んであります。読み終わるのに思った以上に日数がかかります。「バッタを倒しにアフリカへ」で著者を知りました。エッセイの筆致でめちゃめちゃ面白く語る一方、研究者の側面は実に真面目に語ってくれます。サバクトビバッタは雄と雌は群れを違えて生息している、これが彼の発見です。産卵期には雄の群れに雌の群れが押し寄せる。一斉に交尾し、一斉に産卵する、これが彼の発見です。むやみに殺虫剤を撒くのは環境破壊に繋がる。待機中、雌は草の葉陰にいる。そこを襲えば集中的に駆除できる。環境破壊せずにバッタを
読了日:06月20日 著者:前野ウルド浩太郎
振り出し-旗本出世双六(一) (中公文庫 う 28-19)の感想
時は十一代将軍徳川家斉の時代。主人公北条志真佑(しますけ)は旗本で二百二十五石、小普請組所属なのだ。西の丸書院番で狼藉があった。何人か人死にが出て補充があった。北条志真佑は選抜された。将軍家家斉の世子は徳川家慶、世子家慶は将軍家斉の代参で寛永寺に向かった。その途中、浪人の集団に襲撃された。北条志真佑は世子の駕籠脇を守り、世子の目に留まった。浪人を襲撃させたのは将軍家斉なのだ。キーになるのが悪役です。親である将軍というのが世子側からのラスボスです。同僚先輩で憎まれ役が出ないと沸き立ちませんが、次巻からでしょ
読了日:06月16日 著者:上田 秀人
夏空 東京湾臨海署安積班の感想
雑誌ランティエ連載の短編集10篇。起承転結の段取りより序破急の展開で、あっという間に解決してしまう。各篇の題名は二文字、なんとなく、俳句の季語が並んでいる気分になる。収録の短編の題名に夏空はない。総合的に夏空の気分なんだろうな。安積警部補、強行犯1係の班長、部下には恵まれている。各篇いずれも落語の小噺の一席を聞かされているようで、滞ることなく解決していく。雑誌連載の短編だから、長々と語るわけにはいかないのだ。一番好みは、須田がセクハラに関して問題提起したことかな。事件ではないが、警察内部の戒めを提起してい
読了日:06月14日 著者:今野 敏
女の国会の感想
著者は現職の弁護士で、弁護士物件、弁理士物件で新発見を読者に与えてくれる。この本は、国会議員のお話し、与野党の政治家、新聞記者、地方議員が登場する。そんなに新発見があるわけでもないのですよ。政治評論家、政治部記者、そのへんの畑のひとが書いても、着眼点は似たり寄ったりでしょうね。お話しの始まりは、国会議員の何某が自殺したのだか、殺されたのだか。ミステリーなら、自殺か殺人か、追及して行くのが普通です。さすがに政治小説、その影響・反響を測るのが中心です。これは[なんちゃって]本なんです。真面目を装って不真面目を
読了日:06月12日 著者:新川 帆立
金春屋ゴメス 因果の刀 (新潮文庫nex さ 64-33)の感想
2007年のころ、「金春屋ゴメス」「芥子の花 金春屋ゴメス」を読んだことがある。3巻目が久しぶりに復活した。ゴメスとは、馬込播磨守寿々、通り名はゴメスです。長崎奉行だが、女なんですよ。怪力の持ち主で女とは信じられない。時代は今より百年先、日本国には江戸国が内在していて、徳川幕府が江戸国を仕切っています。SFでパラレルワールドと思ってもよろしいし、ロマネスクのジャンルと思ってもよろしい。日本国の欲深なやつが江戸国を乗っ取ろうとするお話し、なのかなぁ。お話しはシッチャカメッチャカな仕立てなので筋がどうのこうの
読了日:06月06日 著者:西條 奈加
魔女の封印の感想
2016年8月に読んでいました。その時は、魔女シリーズの三作目とは知らなかった。シリーズ全部を読んでいるから、ヒロインの強みが分かります。今回対決するのは頂上捕食者=頂補、人間の生気を吸うスーパー人類です。吸えば寿命が延び、吸われたほうは命を失うか、激しいダメージを受ける。。日本にも頂補がいるのが分かってきた。およそ一億人に一人、頂補が誕生するようだ。中国から数人の頂補が入国してきた。中国は頂補たちには住みづらく、日本の方が自由に動けるからだからだそうだ。日本の官憲の依頼を受けて北原は動く。果たして勝てる
読了日:06月02日 著者:大沢 在昌
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