命に別状なし
こういう事件がありました、なお、被害者には命に別状はありませんでした。
こんな報道に接します。
命に別状はなかったのかい、よかった、よかった。
よくはないよ。
違和感を感じるんですよ。
生き延びたから、軽傷だったから、それでよし、ではないでしょう。
第一報は命に別状はなかった。
第二報でその後どうなった、それを伝えてくれなきゃ。
事件の原因・動機・背景など知りたいこともありますよ。
第一報だけで後続がなかったら、モヤモヤ感は残りますよね。
命に別状なし、とは言えても、逆は存在しないのです。
命に別状あり、とは言えない。言いようがないのです。
そんなことを、書けば、言えば、袋叩きされます。
無事だったことは言えても、亡くなれば軽々しくモノは言えないのです。
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