「詐欺師と詐欺師」川瀬七緒 中央公論新社
わたしは伏見藍、本職は詐欺師です。
たまたま上条みちると出会った。
両親は会社の金を使い込んだということで、行方不明。
両祖父母からの援助もなく施設で育った。
会社オーナーの戸賀崎一族を恨んでいる。とりわけ長老の喜和子を恨んでいる。
詐欺事件ではないね。たまたま詐欺師が登場したということ。
内容は復讐譚です。復讐の仕掛けです。
幾何の回答のようで、論理の展開力はあるが、説得力があるか、それは別のお話し。
法医昆虫学者シリーズや仕立て屋探偵シリーズでも、虹のようなデザインを述べるが、実際こんなことあるかな。
好みかどうか、そこは許容範囲によります。



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