日本語の冒険
「日本語の冒険」阿刀田高 角川書店
これはエッセイだろうなぁ。起承転結があるわけじゃなし、小説ではないよね。
10篇の短文、主人公はそれぞれ違う。つまりは、誰でもええのだよ。普遍的なお話しなのだ。
いろはかるた、和歌俳句50首、幼い日の童謡、漢字を絵にする、クロスワード、日記:今日一日の良かったことだけを書く
残り4篇は、一言で括るのは面倒だ、読んでもらうしかない。
コラムにしては文字数・ページ数が多いのですよ。
エッセイのように心打つ狙いがあるわけでもない。
初出は[デジタル野生時代]に第5号から第14号まで10篇書かれたものです。
モニター上で人目を惹くには特殊な勘所が必要だそうです。
それを経た上での書籍化ですから、いわば、折り紙付きなんです。
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