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「リミックス 神奈川県警少年捜査課」今野敏 小学館
わが名はオズヌシリーズです。
「わが名はオズヌ」
「ボーダーライト」
いつものメンバーに加えて一言主も参加します。
今度の対象者は半グレ。
半グレには違いないが、マットウな暮らしもしたい。今さらどうにも。
残留中国孤児の子弟、オーバーステイのフィリピンの混血。
言葉の問題なんですよ。
育ちの中で教育をろくに受けずに育ってきた。
そこで一言主、一言主は言葉の仲立ち者です。
オズヌの言葉は半グレにも届く。
飛鳥時代の超古語だが、それでもエッセンスは届く。
ミサキは歌手だが、歌詞にオズヌの超古語を織り込む。
一言主とは一言主神社のこと。
リミックスとは何のこと。混ぜ合わせ?混血を指しているのかなぁ。
急な坂道を乗り越える。明治時代に永末地区とその周辺が高村から庄原町に分離合併した過去があるのだそうな。
自然の境界としては、この峠は境界に相当するんじゃなかろうか。
峠を下りてたんぼの中を進み、石垣の上に建築物がある気配が伝わってくる。この上に小学校があるのだ。坂道はめちゃめちゃ急坂だよ。庄原中学校の坂は下りたが、ここのは登り切った。
永末小学校がある。学校の近所と宮内町を登校範囲にしてあるのだが、永末小学校の立地には古い歴史があるのだよ。
宮内町の湯郷ハイツが新興住宅地だが、小学校よりも後発だから、ここへ通わなきゃならない。もっと巨大団地なら単独で小学校を建ててしまうのだが、そこまで巨大ではないのだねぇ。
門柱に永末小学校とある。風化具合からしてかなりの年代物だよ。
坂の下まで下りてくる。
ここで痛恨の間違いをやってしまったのだよ。この交差点では右折すべきだったのだ。ついつい、道幅が広いので誘導されて直進してしまった。ここは南下するべきだったのだ。間違えて西へ向かっているのだ。
ジリジリと坂道を登っている。登り詰めたあたりに湯郷ハイツの看板が見えている。ありゃぁ、これは道を間違えているんじゃないかい。
編集が終わりました。
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これは途中の抜き書きです。続きは下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2024/bike-241025-shobara_chu1/bike-241025-shobara_chu1.html
2、3年前から、この外付けハードディスクが読めなくなってしまいました。
動くことは動くが、PCが外付けHDDを何物なのか認識できなくなったのです。
何もせずに放っておきましたが、やはり何とかせにゃいかんだろう。
中身は、フィルムカメラからデジカメに変わって以来、2017年までの写真です。
2001/10/21~2017/12/15
検索で、PCホスピタルという会社を見つけて、一番近い広島店に電話。
[わたしはよぅしません、大阪なら出来るのでそっちへ連絡してください]
大阪のトップに書いてある店、大阪吹田店に電話、修理を受けてもらえることになりました。
できました。銀行振り込みは受け付けず、代金引換の宅配便で送るそうです。
見積書内容
基本料金-------------------8,800
データ復旧中度------------44,000
データ移行・バックアップ------11,000
郵送費---------------------2,200
外付けHDD1TB--------------13,200
合計----------------------79,200
市販品なら外付けHDDはどれでもええと、わたしが頼んだものです。
ただね、PCホスピタル(株)に依頼したはずでしたが
返事は日本PCサービス(株)から来ました。
アライアンス、あるいは、連合軍を組んだものなら、こういうのもあるのかな。
代金引換便が到着しました。
ちゃんと、新しい外付けHDDにコピーしてありました。ざっと見たけど問題は無し。
思い出を買い戻すのに、約8万円、高いかな、安いかな。
さっきまでインターネットに繋がっていたのに、繋がらなくなった。
『このサイトにアクセスできません』
こんなことはよくあること、ケーブルテレビの光受信端末のソケットを引き抜く。
再び差し込むと、毎回これで繋がるのだが、あれ、今回は繋がらない。
ケーブルテレビに電話してみると、回答はさらにもう一歩、ルーターのソケットを抜いてみてはいかがですか。
アドバイスに従って、ルーターのソケットを抜いて差し込む。
なんということでしょう(大改造!!劇的ビフォーアフター、のナレーションで読み上げて)繋がりました。
あのね、こんなことがあるので、壊れた場合に、ルーターのリリーフをもう一つ用意しています。
そこで、同じように、光受信端末のリリーフが欲しいのですが。
いいえ、それはできません、端末は貸与品です、二つの貸与はできません。
市内中央の三次中学校は傘下の小学校が2.5校、十日市中学校も2.5校、0.5とは、ひとつの小学校が、近い中学へ半分ずつ分割して、二つの中学校に送り出すから、0.5校と勘定します。
さらに、三次市でも塩町中学校は異色なんですよ。塩町中学校は傘下の小学校が4校から集まってきます。
戦後の学制改革で戦前の尋常小学校・国民学校は小学校に改組されました。
誕生して数年後、神杉、田幸、和田の小学校は合同して、塩町駅近くの平地に塩町中学校を建設しました(1949年)。後に川西小学校も参加して、山の上に移転しました(1955年)。
三次市は2回合併を繰り返していますが、最初の合併(1954年)、合併のはるか以前に塩町中学校は誕生していました。
言いたいのは、神杉中学校、田幸中学校、和田中学校、川西中学校は存在しているのやらいないのやら、存在してもても短期間、ということです。
学校組合立という制度で、村単独での教育財政負担を緩和しました。合併してからは、学校組合立は解消して市立となりました。
第一次三次市時代に、三次中学校、十日市中学校、塩町中学校、この三つで中学校をカバーしたこと、市政発足以前に中学校体制が集約していたことに驚きます。
マクラはここまで。これから本編に入ります。
川西郷の駅いつわの里に到着、ここに車を置いて、自転車でぐるっと回ってくるぞぉ。
塩町中学校、その傘下の川西小学校、神杉小学校、和田小学校、田幸小学校を回ってくるぞぉ。
編集が終わりました。
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これは出だし部分の抜き書きです。続きは下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2024/bike-241010-xiomachi_chu/bike-241010-xiomachi_chu.html
「青姫」朝井まかて 徳間書店
名は杜宇、甲斐の国の庄屋安住家の次男だ。
村役人の久四郎を剣の稽古で叩き伏せた。
それを恨まれて、いざこざを避けるために出奔した。
流れ流れて山里に辿り着いた。
そこには青姫の館があって、朔、分麻呂、などの家人がいる。
市庭があって、市の人が大勢いる。
青姫は杜宇に年貢として姫飯を申し付けた。
姫飯を作るには米を作らねばならぬ。
久四郎が流れ着いてきた。共に米を作ることになった。
開墾から始まった。田を開き、水路を穿ち、初年度は四合の米を得た。
実は、ここは草生水の里、くさい燃える水が湧き出すのだ。
時は寛永年間、徳川三代目の治世ですよ。
語り口がすごく古風で、御伽草子の物語のような、浮世離れの語り様なのです。
「君のクイズ」小川哲 朝日新聞出版
これ、小説なんでしょうかね。
テレビのクイズ番組で、まだ問題を読み上げてもいないのに、対戦者は早押しボタンを押した。
それが正解だった。
1対1の対戦で、6-6の接戦、最後の問題を正解したものが賞金一千万円を得る。
最後の問題の答えは、[ママ、クリーニング小野寺よ]、問は、[山形県のローカルCMのスポンサーは?]
僕は中学生からクイズにはまった。クイズ研究会に入ってクイズの腕を上げて行った。
大学生になると、強い対戦相手が現れた。本庄絆。
これでも小説か、というのは、クイズ研究会で早押しの練習、クイズの問題造り、クイズ番組の分析。
クイズ研鑽の過程が延々と描かれていることだ。
ヤラセだインチキだ、そういう視点で読むと小説だよなぁ。犯罪小説だ、探偵小説だ。
「バーニング・ダンサー」阿津川辰海 角川書店
異世界から百人のコトダマ遣いが地球に派遣された。
コトダマ遣いと名前を付けたが、言葉関係ではない、アクション、感覚が特化して優れたヤツなのだ。
コトダマ遣いの中にも犯罪者はいる。
対抗して、警察はコトダマ遣いをピックアップして専門の課を作った。
犯罪者のコトダマ遣いと警察官のコトダマ遣いの戦いが始まる。
犯罪者のコトダマの手口は[燃やす]なのだ。
何人も人が焼け死ぬ。
[バーニング・ダンサー]とは燃えて行く踊り子の意味なのだ。
小説の書き方は、章立てはしない、節というか、項というか、区切りを立てる。
その区切りが短い。映画テレビドラマのように、シーンが次々と切り替わって行く。
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2532
ナイス数:93日本語コーパスの世界へようこそ―気になる言葉の使い方を調べてみよう!の感想
副題に、気になる言葉の使い方を調べてみよう! コーパスとは何、辞書はこういうものですと断定する。コーパスは概念規定しない、例示する、大量に並べる、見ていると自然に本質に誘導されます。最初、めちゃくちゃ乗りにくい本です。最初は仏頂面でただ読み流すだけ、どこかから突然面白くなります。著者は大坂外国語大学出身、筑波大学名誉教授、日本語の教師を養成し、海外在住の外国人の日本語教師を育ててきた。ゴーンが逃亡したのは、国外か、海外か。オネエ言葉は役割語。「男」と「女」の描き方。職場で人を何と呼ぶ?「全然」と「全く」
読了日:09月29日 著者:砂川有里子
万(ばん)、已(や)むを得ずの感想
ばん、やむをえず。主人公は渋沢栄一の孫、渋沢敬三。科学者を志したが、祖父栄一の慫慂で第一銀行に入行する。350ページの本だが、205ページで日銀副総裁に就任、日銀総裁、大蔵大臣にも就任する。敗戦の日本は大量の戦時国債を発行している。国土は半減し、大量の復員兵士が帰還してくる。インフレは必至の状態だ。大蔵大臣の渋沢敬三は財産税を課することとする。同時に、新円に切り替え、証紙を発行し、旧円に証紙を貼ることとする。これにより、インフレは回避できた。渋沢自身も財産税物納で家屋敷を敷地ごと納付して、素寒貧になった。
読了日:09月27日 著者:幸田 真音
最後の甲賀忍者の感想
残念なお知らせがあります。この本を読んでもときめきません。時は幕末、幕府に甲賀衆は武士に取り立ててくれるように願い出ます。却下。それならば新政府につこう。戦で功を挙げて武士に取り立ててもらおう。江戸城開城も済み、上野彰義隊も駆逐して、残りは奥羽列藩同盟への戦です。残るは庄内藩のみ。文体が現代文で締まりがないのです。これでも時代小説か。漫画の原作提供、ゲームの構成、そっちのほうがまだ緊迫感に富んでいるよ。小説家と出版社の担当者が二人で作った本でしょうね。この本、売れたのかしら。「超高速!参勤交代!」のように
読了日:09月18日 著者:土橋 章宏
天王寺忠義 北近江合戦心得 (〈四〉) (小学館文庫 Jい 04-4)の感想
三河雑兵心得じゃないほうのシリーズです。浅井家の再興を目指すのだが、信念が揺らいでくるころです。信長の足軽になったが、羽柴秀吉に譲渡され、弟の羽柴長秀のところに転籍されます。今度の合戦相手は大坂本願寺、題名の天王寺は局地戦だが、浪速の海戦がハイライトです。藤堂与右ヱ門が出てくる。のちの藤堂高虎です。片桐助左、石田佐吉も出てくる。この先、藤堂に与するのか、石田に与するのか。うつけ屋敷の旗本大家のシリーズがあります。2巻目でさじを投げた。面白くない。やはり戦国の乱世を書けば光るのです。平時のことは向いていませ
読了日:09月13日 著者:井原 忠政
一場の夢と消えの感想
京で公家侍の家に生まれ、武士になれずに京の芝居町でうろつき、芝居の物書きで名前を売り出す。浄瑠璃の詞章、歌舞伎の筋書き、次第に名を挙げて行く。京では坂田藤十郎一座の座付き作者としてあり、大阪では竹本座の人形浄瑠璃に携わる。曽根崎心中で大当たりした。京の興行主は竹屋庄兵衛、竹庄。大阪の興行主は竹田出雲。近松門左衛門と名乗ったのは、京の近松寺で寺男をしていたことがあるから、門左衛門とはどこから引いてきたのやら。大阪に出て、曽根崎心中、国性爺合戦、心中天網島、女殺油地獄、これらはエポックメイキングな出し物として
読了日:09月11日 著者:松井 今朝子
紺碧の海の感想
語り手は八丈島出身の留吉、主人公は同じ八丈島出身の半右衛門。留吉はまだ幼い子供のころから八丈島を出た。留吉は半右衛門の世話で横浜の生糸問屋に入った。成長して洋館番頭として移った。半右衛門は八丈島と小笠原群島の中間の鳥島を見つけた。そこはアホウドリの群生地だった。アホウドリを撲殺してダウン、フェザーを手に入れた。半右衛門は留吉と手を組んで、外国に輸出した。巨万の富を得た。乱獲のせいでアホウドリの数が減ってきた。半右衛門は他の島を探した。目を付けたのは、沖縄の南大東島、ここでサトウキビを栽培し、砂糖を出荷した
読了日:09月07日 著者:梶よう子
オリンピックを殺す日 (文春文庫 と 24-25)の感想
次のオリンピックが某都市で行われるのだが、近い日程でぶつけてくるスポーツイベントがあるらしい。現役を引退したトップアスリートで作るSHQと巨大IT企業ネイピアが、新しいワールドスポーツ大会「ザ・ゲーム」を開催するらしい。趣旨は、スポーツマンの間でオリンピックに違和感を抱くようになったこと。オリンピックはスポーツ貴族にリベートの金が乱れ飛び、広告代理店が運営を握り、テレビネットワークの買い取りにひれ伏している。無観客で、テレビ放送なく、インタビューなく行われるイベントなのだ。インターネットで動画を提供する。
読了日:09月05日 著者:堂場 瞬一
日本語の冒険の感想
これはエッセイだろうなぁ。10篇の短文、主人公はそれぞれ違う。つまりは、誰でもええのだよ。いろはかるた、和歌俳句50首、幼い日の童謡、漢字を絵にする、クロスワード、日記:今日一日の良かったことだけを書く 残り4篇は、一言で括るのは面倒だ、読んでもらうしかない。コラムにしては文字数ページ数が多いのですよ。エッセイのように心打つ狙いがあるわけでもない。初出は[デジタル野生時代]に第5号から第14号まで10篇書かれたもの。モニター上で人目を惹くには特殊な勘所が必要だそうだ。それを経た上での書籍化ですから折り紙付
読了日:09月04日 著者:阿刀田 高
読書メーター
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「しぇるぱ散らし踏み」
http://sherpaland.net/
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ここから平らなところを進んで行くと、世羅町と三原市大和町の境界になる。平らなところに境界があるから違和感がある。それもそのはず、極めて人工的な境界なんですよ。
明治のころは世羅郡はもっと巨大だった。周辺がぼろぼろと隣接の町村に合併して離れたんですよ。
三原市大和町の町役場がある下徳良も、もともとは世羅郡に所属していたのだ。
浄土真宗西本願寺派世羅組その構成を見てもらえば、世羅郡以外の寺が多いのに驚くと思うよ。江戸時代にはグレート世羅郡があったのだ。周辺が隣接の村々と合併してスモール世羅郡に縮んだのだ。
浄土真宗西本願寺派世羅組は江戸時代のまま変わっていないから現状と食い違っているのだ。
三次市三和町、東広島市豊栄町、三原市大和町、三次市甲奴町、26の寺で世羅組を名乗っているが、10の寺が世羅の外になっている。世羅の住所なのは16の寺だけなのだ。
境界からは登ったり下ったり、おおむねこのあたりがコースのピークじゃなかろうか。溜め池があって、このあたりが最高地点だろうと思うよ。
もうちょっと進むと、分水嶺の看板がある。日本海江の川と瀬戸内海芦田川を分ける分水嶺なのだ。
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これは一部分の抜き書きです。
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http://sherpaland.net/bike/2024/bike-240926-seranixi_d_t2/bike-240926-seranixi_d_t2.html
熱中症警戒アラートに従って、8月9月はじっと潜んでいました。
熱波は鎮まった。いざ。ホームページ作成。段取り手順を忘れていました。ええと、これでよかったかな。
思い出すのに、手こずりました。
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