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2025年1月31日 (金)

Bing と Google 検索、どっちを使うか

わたし、たいてい、Google Chrome を使って、検索は Bing を使っています
四五日前、めったに無いことに、Google 検索しました
それ以来、Google Chrome に検索物件のCMが次から次へとワンサカワンサカやってきます
いつもは、Bing 検索でも Google Chrome で見ているから、このような事態にはなりません

ビングとクロームは会社が違うから、情報の横流しはできません
ピンポイントで同じCMを浴びせ続けられる、こんな事態にはなりません
ブラウザはクローム、検索はビング、この組み合わせが最高なのだな

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2025年1月30日 (木)

テレビのBSが映らないのだが

昨日はBSも4Kも映っていなかった
今日はBSは映るようになりました、4Kが映らないのだが
皿のアンテナを見てみたら、雪まみれになっています、このせいか
車の雪落としのブラシでゴシゴシこすったら、ちゃんと見えるようになりました

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2025年1月29日 (水)

いつかの朔日(ついたち)

「いつかの朔日(ついたち)」村木嵐 集英社
十話から成る家康の一代記です。
語り手は鳥居元忠、家康が今川に人質にされていたころ、小姓として仕えていました。
一話から五話では家康の父・祖父の時代、家運が傾いて城は奪われ世子は人質に。
六話で桶狭間の合戦、今川義元は斬り死にし、松平元康は空き家の岡崎城を取り戻す。
七話、徳川家康と名を改め、三方ヶ原の合戦で武田信玄に負ける。
八話では本能寺の変で織田信長が死に、家康は伊賀越えして三河に帰る。
九話、十話では、小牧長久手の戦い、関ケ原の前哨戦。
鳥居元忠は伏見城を守り、八月一日まで十三日間、城を守った。
あまりにも飛び飛びで、まぁそこは、鳥居元忠かく語る、と受け取って。

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2025年1月28日 (火)

McAfee 自動契約更新の打ち切り

アンチウィルスソフトのことなんですがね。
実は、去年の秋からあっちのPCは microsoft Difender(無料) でやっていました。
McAfee(有料) との契約が残っているから、こっちのPCはまだ McAfee で続けていました。
契約終了日の60日前になると、自動的に契約更新となってしまいます。
迫ってきました、残り64日と表示が出ています。

こっちのPCも microsoft Difender で装備して、McAfee の縛りから抜ける作業に入りました。
午前中、何度やっても自動更新中止のページに到着できません。

午後、再開、何度かのトライの末、検索でアメリカの McAfee に入って、日本の McAfee に到着しました。
そこでやっと、自動更新中止のタグを発見、作業して、以下の確認を獲得しました。

【自動更新サービスは現在オフになっています】
【現在のご契約により、保護は 2025年4月1日 まで継続されます】

たまたま偶然、ラッキーなことに探し出したのです。
あとは、クレジットカードの引き落とし明細を注意して点検することでしょうね。

囲い込んだ客が逃げ出さないように、手の込んだ造りで邪魔します。
それでも、何度もトライしていると、どこかに抜け口が見つかるもんです。

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2025年1月27日 (月)

掻い摘んで

この、掻い摘んで=かいつまんで、ざっと、の意味でしょうか、詳しく、の意味でしょうか
ざっと、短く、の意味だと思うのですが
果たしてそうなのか、詳しく、の意味じゃないかと疑います
告げる相手が、ざっと、で満足するか、詳しく、報告してほしいんじゃないか

自分では短くの意味だと理解していますよ
目の前のこの人、短くと分かっているのだろうか、詳しくと思っているのだろうか

いつもあいつの報告は短い、あるいは、忙しいのにコマゴマとうるさい
そこで、顔色を読みながら報告しなければなりません

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2025年1月26日 (日)

マウスのポイントが行方不明

マウスのポイントが消えてしまって難儀しています
数秒後に、どこかからフッと湧き出してくるんですが
あれは何とかならんもんかね
恐らく、マウスのポイントにリソースを使い過ぎると、ごこかに皺寄せが出るんでしょうね
そっちの弊害を避けるために、マウスのポイントは、手つかずなんでしょうね
ウィンドウズ11になっても、この問題は残ったままです
12になろうと13になろうと、この問題は解決しないのかも
慣れるか、諦めるか、どちらかを選ぶしかありません

真面目な話、マウスと馴染むには、Windows11 の場合
ウィンドウズマーク→設定→Bluetoothとデバイス→マウス
ここで好みに合った設定を選ぶしかありません

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2025年1月25日 (土)

臨床の砦

「臨床の砦」夏川草介 小学館
これはコロナ戦記です。
長野県の筑摩地区、ここでのコロナの指定病院は信濃山病院。他には地区基幹病院の筑摩野中央医療センターだけだ。
まず信濃山病院で受け入れて、エクモがある筑摩野センターで最終対応するのだ。
最初20床程度で受け入れたが、たちまち200床を超えるほどになった。
医師看護師は臨戦対応で、疲弊していった。
他の病院はコロナ患者の入院を拒んで、二つの病院だけが治療している。
院内感染を起こして、病院を閉ざした。
やっと、他の病院も受け入れるようになった。
筑摩野センターへ送る患者は選別した。
若い患者を送ることにした。認知症・疾患のある老齢患者はここで看取ることにした。
基礎疾患とコロナを合わせると治る見込みがないからだ。
ここからはわたしの私見も混ぜます。
トリアージュのタグ付けと同じなのだ。
家族とのお別れの顔合わせなしで、直に火葬場に送って、骨壺だけが家族のもとへ送られるのだ。

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2025年1月24日 (金)

花咲小路二丁目中通りのアンパイア

「花咲小路二丁目中通りのアンパイア」小路幸也 ポプラ社
花咲小路シリーズには前作が7作あります。これは最新、八作目。
宇部禄郎は末っ子で長男、姉が四人いて、みんな商店街の商店にそれぞれ嫁いでいる。
もともとは警察官だったが、退職してたいやきやの【たいやき波平】を継いだ。
禄郎には嘘が分かってしまう。
高校の時、野球でアンパイヤを殴ってしまう。
ストライクだなと思ったが、判定はボールとコールしてしまった。
ネット裏でストライクでしょと抗議したが、ボールだと嘘をつかれて殴ってしまった。
恋人ができて、もうすぐ結婚する。
決め手は全然嘘をつかない女の子だからだ。
そのアンパイアが近所にいると分かった。

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2025年1月23日 (木)

東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界をめざしてAIスタートアップを立ち上げた話

「東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界をめざしてAIスタートアップを立ち上げた話」多田智裕 東洋経済新報社
筆者は灘高東大医学部を経て育った人です。
医学でも、研究より開業するほうに魅力を感じていました。
医者の少ない埼玉で開業しました。
内視鏡では第一人者で、内視鏡でセンターを造ることを志しました。
起業するには自己資金がいる。一億円作るこを目指しました。一億円作りました。
[AIメディカルサービス][ピロリ菌鑑別AI]を立ち上げました。
AIにディープラーニングを装備して半自動化しました。
当時は内視鏡の医学誌論文の1/3は日本人の書いたものでした。
多忙となり、クリニックからは手を引いて、ベンチャービジネス一本に絞りました。

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2025年1月22日 (水)

五厘下がりの兄弟分

「任侠梵鐘」を読みましたが、五厘下がりの兄弟分が出てきます。
五厘下がりとは何だろう。
○割○分○厘なら、0.5%でしかありません。ほとんど対等の兄弟分じゃん。
こんな時にはウィキペディア、調べてみました。
基本は五分五分なんですと。
そこから5厘下がるのです。5分に対して5厘だから10%に相当します。
そう言われてもなぁ、もっと具体的に教えてよ。
五厘下がりとはね、座布団1枚の差なんだそうです。
会合で、並んで座っていても、座布団がくっ付いていても、番付では二人の間に座布団1枚の差があるわけです。

わたしは業界人じゃないから、理解はここまででよろしい。あなたが業界人なら全部をキッチリ押さえとかないと死ぬよ。

ウィキペディアの執筆メンバーの中に、これほどヤクザの行儀作法について詳しいオカタがいようとは。
恐れ入りました。

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2025年1月21日 (火)

任侠梵鐘

「任侠梵鐘」今野敏 中央公論新社
シリーズものです。[任侠書房][任侠学園][任侠病院][任侠浴場][任侠シネマ][任侠楽団]
過去のはいずれも経営を建て直すお話しです。
これはそうじゃない。
テキヤの親分が訪ねてきて、某神社の祭りから露店をやめることのなったと世間話があった。
おい、行くぞ、その駒吉神社に行ってみよう。聞けば、町内会で露店を出すのだそうな。
世間話のついでで、近くの西量寺で鐘の音に苦情が出て、日夜の勤行、除夜の鐘も遠慮してくれと申し入れがあったそうな。
さあ、阿岐本親分、燃えました。
これはなんとかしなきゃならない。
代貸の日村は、また親分の道楽が、と冷静だが、組員の若いもんは張り切っている。
お話しの始まりは些細なことですが、ずいぶん大掛かりな展開に広がって行きます。

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2025年1月20日 (月)

スピノザの診察室

「スピノザの診察室」夏川創介 水鈴社
主人公は雄町哲郎、京都の大学の医局にいた。
妹が亡くなった。遺児がいる。育てるために医局を退職した。
町医者の原田病院にいる。彼を含めて四人の勤務医で回している。
大学の医局と町医者で何が違うか。
医局では患者を診ていない。病気だけを見ている。
町医者は患者がよく見えている。懐事情も分かるのだ。
スピノザとは哲学者。
スピノザの論じるところは詳しく語っていない。
原田病院を見ていれば、スピノザの何たるかは伝わってくる。
看取り医者というのを初めて知りました。
著者は現役の医師でした。
執刀の描写、問診のあれこれ、手に取るように病状が見えてくる。

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2025年1月19日 (日)

本音と建前

日本人には本音と建前がある、一部の外国人が非難します。
本音と建前、使い分けて当然じゃん、日本人はそう考えます。
腹黒い、ウソをつく、外国人の非難の内容はそういうことです。

エチケット、おもんぱかり、社交辞令、こういうものをなくしたらどうなりますか。
ギスギスした社会になってしまいます。
中国、北朝鮮、ロシアで、本音ばかり語っていたら生きていけますか。
欧米やアラブ世界では、本音と建前を普通に使い分けています。

社会の潤滑油としてなら、本音と建前を使い分けます。
価格交渉、納期、保証期間、契約書の交渉では本音と建前の問題は出てきません。
日本人は、と憤慨している外国のお方、本国に帰ると、そこでは本音と建前を使い分けているでしょ。

日本では本音と建前が語られています。大概の国々では話題にもなりません。
本音と建前はウソツキではありません。世渡りのすべなんです。

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2025年1月18日 (土)

この世にひとつの本

「この世にひとつの本」門井慶喜 東京創元社
門井慶喜は歴史小説で名を成していますが、小説家の出発は推理小説です。
この本は、2008~9年に雑誌ミステリーズ!で連載、2011年に出版されたものです。
ミステリーではあるが、犯人を探す本ではない。
大きな印刷会社があります、そこの社長が書家のパトロンになっている、その書家が失踪した。
印刷会社の従業員が白血病で三人連続して亡くなった。
この二つが絡まって進行して行きます。
社長の三男が会社にいます。極めて凡庸で、どこの部所にいるのやら、そこは書いていない。
書家の失踪人探しを始めたが、この男、意外に切れる。
万事解決してメデタシメデタシですが、どう探したのか、どう切り込んだのかがお話しのキモです。
そこは語らないけど、自分で読んでね。

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2025年1月17日 (金)

トゥゲザーと書くには

ルー語で思い出したのですがね
カタカナでトゥゲザーと書くのにちょっとつまずきました
tuxugeza-=ツゥゲザー とタイプしました、あれ、こっちではない
toxugeza-=トゥゲザー とタイプしました、これでええ

カタカナ英語の記述の仕方です
カタカナ・ベトナム語、カタカナ・タイ語もこれで書けるんじゃないの、知らんけど

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2025年1月16日 (木)

気の毒ばたらき きたきた捕物町(三)

「気の毒ばたらき きたきた捕物町(三)」宮部みゆき PHP
[気の毒ばたらき][化け物屋敷]中編2篇です。
亡き千吉親分の生業の文庫屋は筆頭子分の万作が継いだ。
北一は親分のおかみさんの許しを得て、文庫屋を引き継いだ。
きたきたとは、北一と風呂屋の釜焚きの喜多次のことなのだ。二人は相棒なのだ。
万作の家が焼けた。近所も類焼した。
それは気の毒な、元気を出すんだよぅ。焼け出された避難先で親切に声を掛けるやつがいる。
親切ごかしの泥棒なのだ、現代用語なら火事場泥棒なのだ。
万作は文庫屋を畳んで朱房の文庫は北一だけになった。
なし崩しに[化け物屋敷]]が始まる。
北一は30年前の女の雲隠れ事件が気にかかっている。
おでこに頼った。ひゃぁ、懐かしい、おでこの三太郎だよ。
[ぼんくら][日暮らし][おまえさん]に出てくる、同心岩井平四郎、岡っ引き政五郎、その手下おでこ・三太郎。
この件、北一が掘り出し、与力同心の出馬もあって、30年越しに解決に至ります。

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2025年1月15日 (水)

黄金 黒鉄 赤金 砂金

音読みすると簡単ですよね、それでは、訓読みしてみましょう
読みますよ
こがね くろがね あかがね いさがね

こがねは金、くろがねは鉄、あかがねは銅
砂金と書いていさがねと読むのは姓の読み方、テレビで砂金(いさがね)という人が出ていました
有名人ではなく、普通の人でした

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2025年1月14日 (火)

石破氏を叩いて渡る

これはことわざのギャグとして受け流せばええのでしょうね
石橋を叩いて渡る、この言い換えなんでしょうね
違うの?本気で石破氏を叩いて渡るつもりなの?

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2025年1月13日 (月)

婚活マエストロ

「婚活マエストロ」宮島未奈 文芸春秋
[婚活初心者][婚活傍観者][婚活旅行者][婚活探究者][婚活運営者][婚活運営者]
主人公は40歳のウェブライター。アパートの大家から婚活の会社のホームページに手を入れる仕事を紹介された。
ドリーム・ハピネス・プランニング、そういう社名なのだ。
社長ともう一人の社員、鏡原、女子社員、婚活マエストロとして知られている。
鏡原本人は、わたしは女性だからマエストラと名付けてほしいのにな、と苦笑いしている。
雑誌連載の連作短編です。
幾つもの婚活の場をくぐって、婚活本来の目的へと目指していきます。
ここで残念なお知らせがあります、ハッピーエンドにはなりません。
バッドエンドではありません。
登場する地域は、浜松、静岡、それと滋賀県大津、[成瀬は天下を取りにいく]の舞台ですよね。

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2025年1月12日 (日)

線を引く日本人 線を越える韓国人

【韓国 JIN】というYouutube チャンネルがあります。主は韓国人です。
https://www.youtube.com/@JIN224
そこでの【日韓文化の違い】線を引く日本人、線を超える韓国人
https://www.youtube.com/watch?v=1hjCQt-1dgE&t=675s

ほほぅ、ふたつの国の国民性の把握が絶妙だ、と受け取りました。
日本人は、ここからは入ってくれるなと線を引く。
韓国人は、いくら線を引かれようと平気で線を越えて入ってくる。
と語っています。

わたし、韓国人の友達・知り合いはいませんが
ぐいぐい入って来られてはかなわんな。
初対面でも、年齢を聞く、給料なんぼと聞く。
これには理由があるんですってね。
相手が年上なら持ち上げる、反対なら見下す。給料を聞くのは知りたいのを我慢しないから。

線を引いて、ここから入ってくるな、とガードする日本人。
線があろうとなかろうと、遠慮なく踏み込んでくる韓国人。

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2025年1月11日 (土)

夜刑事(ヨルデカ)

「夜刑事(ヨルデカ)」大沢在昌 水鈴社
ウィルスが蔓延している。ヴァンパイアウィルスと呼ばれている。日光で皮膚が火傷する。日が暮れないと目が開けられない。
夜だけしか活動できない。俺は刑事だが、日没から夜明けまでの勤務に替えてもらった。
ウィルス感染者は世間一般から締め出されて不法な輩に落ちて行く。
警察官でウィルス感染者は俺ひとり、活動領域を得た。
感染者のなかで無常鬼という組織がある。
その中にも穏健派と過激派がいて、主導権を争っている。
ウィルス攘夷主義者もいて、グリーンボマーが感染者を襲撃している。
刑事としての目的はワクチン開発できる科学者を捜索して保護することなのだ。
中国人・ベトナム人がメッタヤタラと登場する。読みわけが難しい。
出てくる度に、ええと、こいつは誰だったかな、登場人物の一覧表がないので苦労する。

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2025年1月10日 (金)

茜唄(下)

「茜唄(下)」今村翔吾 角川春樹事務所
屋島の戦いで平家は源義経に敗れた。
壇ノ浦の戦いにも敗れた。
敗れ方が従来の史伝とはちょっと違う。
今村翔吾流の解釈なのだ。そこはこの本のキモだから自分で読んでね。
上巻で、二つの流れがあると述べたでしょ。
平家物語の伝承なんですよ。詞章を考えたのはだれそれ、曲付け節回しを考えたのはかれそれ。
それが誰かは明かさない。自分で読んでくれなくちゃ。
平家の動静肉声は豊富に出現するが、源氏の動静肉声はほとんど出てこない。
巻末で、源頼朝の肉声が出てきます。
頼朝は現世の政権を得た。
琵琶歌の平家物語は千年の寿命を得た。
茜唄とはそういうことなのだ。

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2025年1月 9日 (木)

茜唄(上)

「茜唄(上)」今村翔吾 角川春樹事務所
二つの流れがあります。それぞれの間に数十年の時間差がある。
平家物語の琵琶曲の伝承、受け継ぐのは元は木曽義仲軍の従者、渡す人物は不明。
違う流れは平家。平清盛の四男、平知盛、只今の平家の棟梁は三男の平宗盛。
清盛の死後、全国各地に反乱が起きた。
木曽義仲が都に迫ってくる。
平家は都を捨て、福原へ、さらに八島へと拠点を移して行く。
上巻の巻末は岡山の水島での海戦まで。勝った。
ずっと平家内部の言い合い・抗争ばかりで、源氏のことについては全然書いてはない。
平家の旗は赤、源氏の旗は白、だからタイトルが茜唄なのだな。
下巻の展開に期待する。

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2025年1月 8日 (水)

高位公職者犯罪調査庁 大統領警護庁

韓国で大統領をめぐってオオゴトになっていますが
高位公職者犯罪調査庁とは珍しい官庁ですよね
こんな官庁を整備している国は韓国以外あるでしょうか

大統領警護庁ですが、日本で言えば、皇宮警察に相当するのでしょうか
皇宮警察にはそんなアラゴトは不似合いです
他の国でも、類似の官庁はあるでしょうか
あった、アメリカにもシークレットサービスがあるもんね

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2025年1月 7日 (火)

有識者、その反対は

有識者とされる方々がいます
有識者とされない方々は無識者なのかな

招聘する事務局に決定権があるのです
ダボス会議にせよなんにせよ、メンバーを決定します
その瞬間に、有識者が確定し、そうじゃない方々は非・有識者になるのです

いま、極論を言うています、極論であって正論です
有識者とはそんなもんなんです

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2025年1月 6日 (月)

攻めなきゃならない 攻めなきゃいけない

この言い回し、どっちかが方言なんでしょうか
方言でなければ、古い言葉・新しい言葉なんでしょうか
ただの言い方の癖、と言ってくれれば、それならそれで納得です

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2025年1月 5日 (日)

使えんじゃん え、どっち

使えん(る)じゃん
使えん(ぬ)じゃん

耳で聞いただけではどっちとも受け取れる
いえいえ、ほんとは前後の文脈で明らかなんですがね
でもね、ここだけ切り取ると、どっちとも受け取れる

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2025年1月 4日 (土)

琉球大学、沖縄大学、どっちが国立でどっちが私学なんですか

それはね、琉球大学が国立、沖縄大学が私学なんです
なるほど、理解しました
ところが、わたし、何年も前に検索で違いを知っていました
知っていたのに覚えていない、これはどういうことなんでしょう
たぶんねぇ、わたしの中に、琉球と沖縄どっちが高位なイメージがあるか、訳わからないからかもしれません
琉球と沖縄、その時々で高位の判定が覆るのだろうと思います
琉球が高位になったり、沖縄が高位になったりするからじゃないでしょうか

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2025年1月 3日 (金)

庇う 庇

字を見つけて、へぇぇ となりました
かばう ひさし と読みます

[庇が雨を庇う]から濡れずに済むのだ
うぅん、うまいこと書き分けたもんだ

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2025年1月 2日 (木)

刑事花房京子 完全犯罪の死角

「刑事花房京子 完全犯罪の死角」香納諒一 光文社
大塚家具を思わせるような沢渡家具があります。
先代社長は亡くなりましたが、子どもが二人います。
兄は経営は無能で専務、沢渡要次、妹は有能で社長、沢渡留理。
兄の母親は正妻、妹の親はお妾さんです。
冒頭、留理が要次と女秘書を殺す場面から始まります。
警視庁捜査一課の花房京子が捜査に当たります。
刑事コロンボとそっくりです。
犯人のちょっとしたほころびから真相に辿って行きます。
刑事花房京子はシリーズで4冊あります。これはシリーズ初作です。
3作目までは倒叙もの、犯人が分かっていて捜査していくもの、でしたが
4作目はさすがに正叙ものに方針を変えました。

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2025年1月 1日 (水)

12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4364
ナイス数:147

荒れ地の種荒れ地の種感想
ある日海を見つめる中年の男の姿がニュースで流れた。東日本震災で、津波に流され原発核汚染を受けたまま、造り酒屋を復興できていない男の姿だった。この映像は日本各地で反応を示した。A大学に通う高城浩紀は、その男矢吹光に弟子入りを願い出た。酒の銘柄は福の寿。広告会社に勤める星野真由美は生家の造り酒屋を受け継ぐ決心をした。会社を辞めて家に戻った。酒の銘柄は会津誉。別に、廃業寸前の酒蔵がある、酒の銘柄は磐梯栄。高城浩紀の知り合いが酒蔵を継承した。物語は、福の寿の醸造を会津誉の酒蔵で始めるところから始まる。実話に基づく
読了日:12月30日 著者:江上 剛


残響 警視庁監察ファイル残響 警視庁監察ファイル感想
[密告はうたう][ブラックリスト]に続く連続小説です。警察内に互助会がある。「懲らしめ」を目的とするものです。いくら検挙して裁判所に送っても、犯罪に見合わない易い判決で出てくる。いっそ互助会の手で私的制裁を加えよう、そういう組織です。さらに、政権は国民生活向上法案を企ている。真意は国民監視法案なのだ。企てた与党の政調会長は転落死し、警視庁副総監は手紙爆弾で指を失った。互助会も国民生活向上法案も黒幕は副総監なのだ。ただ、互助会の末端が逸脱して統制がとれなくなっている。これから一点に集中してくる。終わりは近い
読了日:12月26日 著者:伊兼 源太郎


牧谿の猿 善人長屋牧谿の猿 善人長屋感想
小説新潮に連載の6篇です。千七長屋の住人は小悪党ばっかりです。一人底抜けの善人がいます。錠前職人の加助。こいつのお陰で千七長屋ではなく、善人長屋と評判を挙げています。迷惑なんだよ、善人長屋なんかじゃないよ。[白狐]白狐の根付 [三枚の絵文]判じ絵 [籠飼の長男]子供を使って騙りを働く輩 [庚申待]庚申の夜明かし [白狐、ふたたび]初篇の続き [牧谿の絵]大団円、白狐の謎も解き明かされます どの篇も全部、善人丸出しの加助が面倒を持ち込んで、長屋の一党がきりきり舞いさせられるお話しです。悪人だけど小悪人だよ。
読了日:12月25日 著者:西條 奈加


ブラックリスト 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)ブラックリスト 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)感想
佐良は人事一課に異動して二年になる。今度皆口も異動してきた。監察の仕事なのだ。警視庁捜査二課で手を焼いている案件がある。特殊詐欺でハングレがリストに上がっている。そのリストが漏洩しているようなのだ。漏洩なら監察の対象になる。佐良、皆口に毛利が加わって観察に当たることになった。リストにあるハングレが次々に殺されていく。私的制裁ではなかろうか。調べて行くうち、互助会があると分かってきた。検挙しても、短い刑期で出て行く、犯罪と刑期が見合っていない。警官の互助会で犯罪に見合う報いを与えてやろう。互助会は始まった。
読了日:12月23日 著者:伊兼 源太郎


密告はうたう 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)密告はうたう 警視庁監察ファイル (実業之日本社文庫)感想
マルタイを識張り中に斎藤は撃ち殺された。現場にいたのは他に佐良と皆口だけだった。皆口は運転免許試験場に、佐良は本庁人事一課に転勤になった。人事に密告の投書があった。皆口が免許証データを漏洩している。佐良が担当になった。警務部人事一課の仕事は行確=行動確認、尾行して監視して行動を探る。暗い単独の任務で、読んでいても鬱陶しい。人事一課は警部以上が範囲、皆口は巡査部長、外れているじゃないか。いや、張っているうちに署長が監視下に入ってきた。最後に、思いがけない乱闘があって、今までのじめっとした展開から開けてくる。
読了日:12月22日 著者:伊兼 源太郎


鉄のほころび 刑事花房京子鉄のほころび 刑事花房京子感想
廃業した自動車修理工場で爆発があった。死人が一人出た。警視庁捜査一課の刑事花房京子は捜査に当たる。残されたノートパソコンには緑の天使からのメールがあった。捜査一課の多勢は過激派の仕業だと一致した。花房京子は疑問を持った。違うのではなかろうか。爆死した男の身元が分かった。アメリカで違法薬物を売って12年の懲役で、出所後、国外追放されたのだ。次第にテレビコメンテイターの角松麻由子に近づいていく。刑事花房京子のシリーズはこれで4作目だ。3作目は倒叙法だった。犯人が先にあって暴いて行く。これは正攻法の書き方だ。。
読了日:12月20日 著者:香納 諒一


バリ山行バリ山行感想
芥川賞受賞作で、山行の小説です。主人公は波多(はた)、ごく普通のハイカーだ。関わる人は妻鹿(めが)、妻鹿はバリ山行をやっているのだ。バリ山行とはバリエーション山行、同じ六甲山を歩いても、ヤブや崖を歩くのだ。会社は建設会社なのだが、社長の方針で大手の完全下請けに転換しようとしている。見込みと違って、受注は伸びず、人員整理の噂も出ている。波多は妻鹿に頼み込んで、バリ山行に連れて行ってくださいと願い出た。ついていってみると、予想以上の難路だった。普通人の経験するヤブコギとは大違い、命を的に賭ける大博打山行なのだ
読了日:12月18日 著者:松永K三蔵


アーセナルにおいでよアーセナルにおいでよ感想
読みたくなったキッカケは、BSテレビ東京の[あの本、読みました?]でのお薦めのもの。あたし川相千香、幼稚園から中一まで幼な馴染の芳竹甲斐、プラス稲作陽太、古藤里佳子。甲斐くんから誘われた。俺たち起業するんだ。一緒にやらない?アーセナルという名前の会社なんだよ。どうやら子供の居場所を作るのが会社の目的らしい。あさのあつこのスポーツもの、時代小説ものとは違う流れだ。出資者を募ったり、具体的な活動に入ったり、けっこうビジネス小説の流れになっている。経済誌の出版社が出した本のように見える。起業の段取り、ツボを押さ
読了日:12月17日 著者:あさの あつこ


抹殺抹殺感想
南スーダンでは大統領派と副大統領派の争いで内乱状態だった。某ホテルからSOSが出た。大統領派の親衛隊によって制圧された。暴行略奪強姦が横行した。どこの大使館も手が出せなかった。日本大使館からの依頼で陸上自衛隊PKO部隊に救出依頼があった。五班を出動させた。国境なき医師団の長谷川麻衣子医師を救出した。このことは一切報道されなかった。数年後、帰国した五班のメンバーは一部が除隊した。空気が悪くなったからだ。除隊した隊員が順番に殺されていく。残った三人は真相を探り始めた。ここからが面白くなる。事実を知る自衛隊員を
読了日:12月14日 著者:柴田 哲孝


ナカスイ!海なし県の水産列車 (単行本文芸フィクション)ナカスイ!海なし県の水産列車 (単行本文芸フィクション)感想
[ナカスイ!海なし県の水産高校][ナカスイ!海なし県の海洋実習]の続編 初作は2024年1月、次作も2024年1月に読んだ。今2024年12月、早書きの作者。舞台は栃木県の那珂川水産高校。戯文です。あざといくらい、くすぐり・挑発が織り込んであります。希望の職業は船舶の司厨員、東京水産船舶大学を志望する。一般入試では無理だから、推薦入試を目指す。生徒会会長だから、それを生かして、生徒会主催の烏山線でのイベントを企画する。レストラン列車。それが題名の水産列車、那珂川水産高校の食材で埋め尽くす。ラノベだけれど、
読了日:12月13日 著者:村崎なぎこ


藍を継ぐ海藍を継ぐ海感想
伊与原信は理系の小説家、この本は短編集。どれも科学的要素に包まれている。[夢化けの島]陶土のできるわけ、その陶土で萩焼を作る。[狼犬(おおかみけん)ダイアリー]狼と犬が交わった子が狼犬、舞台は東吉野村。[祈りの破片]長崎の被爆地の石片・瓦片を大量に集めていた人がいた。[星隕(ほしお)つ駅逓]北海道遠軽町に隕石が落ちた。老父に元気になってもらいたくて、娘は企んだ。[藍を継ぐ海]徳島県の海岸の町、アカウミガメが産卵にやってくる。やってきたのは過去、今は防波堤が隔てていて砂浜はちいさい。巻末の参考文献の量がすご
読了日:12月10日 著者:伊与原 新


PIT 特殊心理捜査班・蒼井俊PIT 特殊心理捜査班・蒼井俊感想
警視庁警官の蒼井俊は同僚の水無月玲に刺されて、精髄損傷による四肢麻痺で動けなくなった。蒼井俊を中心に[PIT 特殊心理捜査班]が編成された。ネットでの炎上は制裁に向かう。国会議員で裏金作りで逮捕をまぬかれた佐山が殺された。水無月玲は、贖罪のためか、蒼井俊にネットで接触してくる。次に殺されそうな対象者が浮かび上がってきた。ヒーローは、四肢損傷者で肉体的には動けず頭脳だけで判断することになります。どうも感情移入できない。最初から面白くなくて、この先も面白くなりそうな気配がない。どうやら、このシリーズで続けよう
読了日:12月06日 著者:五十嵐貴久


浅草寺子屋よろず暦浅草寺子屋よろず暦感想
旗本の弟だが、家を出て、浅草浅草寺の支院の正顕院に止宿して寺子屋を開いている。市井の雑踏に身を置けば、世の垢埃が付くものだが、清々しい暮らしをしている。出てくるのは寺子屋の子供、長屋の親たち。元締の狸穴の閑右衛門、子分の岩蔵などが絡んでくる。6篇の短編、起承転結の作法は飛ばして、裏表の展開で迫ってくる。連作短編だが、ここも裏表の展開で迫ってくる。キャラクターが清々しくて読んでいて気持ちがよろしい。悪役ながら、そっちもキップがよくて、なかなかじゃないか。この作家、市井ものも書けるのだ。
読了日:12月04日 著者:砂原 浩太朗


秋葉断層秋葉断層感想
水戸部警部補は警視庁捜査一課特命捜査対策室に所属している。27年前の事件が浮かび上がった。轢き逃げ事件なのだ。事件が起きたのは万世橋署の管内、捜査資料を読みに行った。交通課の柿本巡査部長がアイカタとなった。亡くなった被害者は江間電気商会、今は改名してイマックス、の常務だったのだ。その被害者の時計が質屋から戻ってきた。それを機に、27年前の事件の捜査にハッパをかけにきたのだ。水戸部と柿本はタイアップして捜査に当たる。順調に捜査は進んで行く。次第に、江間電気商会の内部事情、江間家の内部事情に迫って行く。。。。
読了日:12月03日 著者:佐々木 譲


鷹の飛翔鷹の飛翔感想
[鷹の系譜][鷹の惑い]に続くシリーズ。大学警察同期の海老沢と高峰、海老沢は公安育ち、現在は目黒中央署長。高峰は本庁捜査一課の理事官。共に来年は定年を迎える。目黒中央署管内で殺人があった。殺されたのは元過激派、犯人の目星も着いた。25年前に六本木飛翔事件があって、飛翔体が撃ち込まれ、通行人がケガをした。革連協の八田が逮捕され、刑務所に入った。目黒の殺人は連続殺人で、全員、旧革連協のメンバーのだった。八田は指名手配された。目黒の政治家を殺すと脅迫があった。これ以上は筋書きは語らない。公安に未来はあるのか。。
読了日:12月01日 著者:堂場 瞬一

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