「雫峠」砂原浩太朗 新潮社
全部神山藩でのお話し、神山藩とは中程度の大名で、東北地方のさる大大名の支藩。
[半夏生]身分は普請方、代々普請方で組頭も務める。川の氾濫を鎮めるには。
[江戸紫]藩政に政争がある。身分は隠してはいるが家老の息子。
[華の面]能役者、藩主が亡くなって親藩から新しい藩主が来る。
[白い檻]藩政で政争があって、一派は追放された。山の村だ。雪が積もったその中を。
[柳しぐれ]盗賊のお話し。盗賊でありながら探索方の手の者になっている。
[雫峠]20石の足軽から1500石の馬廻りへ婿入り、妹も同様の嫁入り、その果ては。
惜しい。長編の入口じゃありませんか。



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