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2025年3月25日 (火)

庄原市、西の郊外、南の郊外(自転車篇)

やっと稜線まで登ってきた。ここが七塚のへそなんだよ。この交差点を直進で三良坂、右折で県立大学、左折で庄原市街地へ向かう。
右折して広島県立大学までちょっと近づいて行く。
2005年に生物資源科学部がこの地に誕生した。誕生以来観察しているが、新しい建物が増築されたのは見たことがないな。つまり、学生の定員増はなかったんだろうな。
最初の2008年のは、庄原から県立大学・山内西へ向かい、二番目の2016年のは庄原から三良坂へ向かい、三番目も庄原から三良坂へ向かい、四番目は三良坂から県立大学・山内西へ向かうのだ。
山の上に建物が見える。庄原市の斎場なんだそうな。
斎場には向かわず、そのまま進む。尾根を断ち割った切り開きが見える。そっちが一つ木町へ下りる道なのだ。
今まで七塚への道は、庄原・山内西・三良坂の三方向だったが、山内東。一つ木の道が加わった。
一挙に下る坂道です。ゴミの埋め立て場・処理場が隣接していて、斎場と隣接しているとは、ちょっとコメントを挟みようもない。

編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
これは途中の抜き書きです。続きは下のリンクからお出でください。

http://sherpaland.net/bike/2025/bike-250321-shobara_nanatska/bike-250321-shobara_nanatska.html

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2025年3月24日 (月)

どうもマウスポインターが見辛くていかん

時々、マウスポインターが行方不明になります
時間差をおいて出現するんですが、それが気に入らない、常に見える状態でいてほしい

これはWin11の場合です
設定→推奨の設定、マウスポインターとタッチ、と進んで
マウスポインターのタッチ、白を選択、白黒を使ってみたが使いにくい
グレード、4、ちょっと大きいほうが見失うことがないだろう
16段階にグレードがあります、1/4程度のところに設定
購入のままでは 1 の位置に設定してありました


買った当時のまんまでは不満も出てきます
ちょっとはイジッテみなきゃ
正調で不満があるなら、破調でやってみよう

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2025年3月23日 (日)

矛盾という字を書いてみよう

矛盾とはホコとタテですよね
書きました
盾は自信をもって書けました

矛、この字が自信をもてない
茅、この字はカヤだよなぁ
矛に草冠を載せると、こんな柔らかい字になるの

ホコに草冠でカヤとは
ホコの下を木で支えるとヤワラカイとは

矛 半信半疑で書きました

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2025年3月22日 (土)

御用達 献上品

皇室へ納める品々ですがね
御用達は代金が支払ってもらえる
献上品は代金の支払いはありません

のちに、江戸城への御用達献上品
藩への品々にも御用達献上品と呼ぶようになりました

NHK新日本風土記がソースです
録画したまま、長いこと見ていませんでした
やっと見て、へぇぇ、そういうことか、と世間を知りました

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2025年3月21日 (金)

丁稚 手代 番頭

江戸時代の商家の位ですがね
最初は丁稚、次に手代、そこから番頭
これが通常です
途中入社の場合、丁稚を経ずに手代となる場合もあるようです

現代の居酒屋などで、丁稚 手代 番頭、こんなシステムにしたらウケルかな
普通ならチェーン店の店長なんですが、そこは主人、主(あるじ)と呼ぶ
どこかにそんな居酒屋はありませんかねぇ

いや、待て待て、そんなの嫌だと従業員がやめるかもしれない
よぅく考えよう

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2025年3月20日 (木)

墜落

「墜落」真山仁 文芸春秋
富永検事は那覇地検に転勤になった。
前作[売国][標的]では東京地検特捜部で指揮を執った。
沖縄最初の事件が殺人事件、妻が夫を刺し殺して現行犯逮捕された。
同じころ、自衛隊の戦闘機が墜落して、落下地点にタクシーがいて巻き添えになった。
殺人事件の捜査、犯人が妻なのは疑問がある。
戦闘機の墜落、操縦ミスではなく、機体に問題がある疑いが濃い。
二つの事件は富永検事のもとに集約される。
米軍基地の地主は反戦傾向で、それが沖縄の気分。
中学生で妊娠出産するのも沖縄気分。
特捜部から沖縄とは、懲罰人事かと思ったが、沖縄を書きたかったからだ。

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2025年3月19日 (水)

インディーズに解釈2種類

インディーズと聞いて、解釈が2種類あると気が付きました
インド、インディアンに由来するインディーズ
インディペンデントに 由来するインディーズ

突然、ポツンとインディーズと語られたら、どっちを指すのか不明です
黙って聞いていれば、お話しの成り行きで、どっちを語っているか判断できます

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2025年3月18日 (火)

初瀬屋の客 狸穴屋(まみあなや)お始末日記

「初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記」西條奈可 文芸春秋
シリーズ2作目、浮気と借金を繰り返す亭主との離縁に成功、公事宿の狸穴屋に雇ってもらう。ここまでが前作。
[祭りぎらい]娘の婿を離縁したい、女房が笛吹と駆け落ちした、婿の笛の上手が腹が立つ。これが離縁したい理由。
[三見の三義人]今回の公事は離縁ではない、播磨の沖の漁場の争い。公事に負けて駕籠訴にまで及ぶ。
[身代わり]評定所留役の家で養子が養い親からの離縁を訴えるお話し。
[夏椿]老いた妻が離縁を申し出るお話し。万事めでたしの納まり。
[初瀬屋の客]公事宿の知人に初瀬屋がある。泊まり客に何やら難しい公事がある。
[証しの騙し絵]前編の続き、これには策略がある。

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2025年3月17日 (月)

虫が好かない

RCC中国放送ラジオ番組に「生成ラジオバラエティごぜん様さま」という番組があります
火水木金を担当するアナウンサーが横山雄二
最初は、お、なかなかええな、と贔屓にしていましたが
はしゃぎ過ぎが鼻持ちならない、贔屓の看板を下ろしました

カーラジオで聞いているんですがね
要は、虫が好かない
彼の番組が始まると他を聞きます、NHK聞いたり、CD聞いたり、しています

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2025年3月16日 (日)

風待荘へようこそ

「風待荘へようこそ」近藤史恵 角川書店
保泉真夏、突然夫から離婚を宣言された。
「もう、きみのことは愛していない。もう何年もずっと愛していなかった」
すでに次の妻が待っているのだそうな。
娘を渡して出て行くしかなかった。
幸い、財産分与と慰謝料はもらった。
両親とはギスギスしている。旧姓に戻るのはやめた。
京都へ移った。
平安神宮近くで、シェアハウスとゲストハウスの二棟を経営する先に移った。
ここからは、シェアハウスに住む長期滞在者と、ゲストハウスの旅行者との日常です。
シェアハウスのメンバーの紹介もしたいが、とりとめもなくなりそうなので、そこはカット。
元の夫が訪ねてきます。サイテー、どう最低かは書きたくもない。
すごく不幸なお話しだと思うでしょ。
いいえ、明るい未来が見えています。
ユートピア小説です。


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2025年3月15日 (土)

にぎやか にぎわい

あるパターンの言葉を集めてみました

にぎやか
ひそやか
あざやか
しとやか
ひややか
まことしやか

これらの名詞形は何でしょう

にぎわい
名詞化できるのはこれだけです

にぎやかなら、にぎわいと名詞化できますが
ひそやかでは、言い換えができません
他も同じ
それぞれが、自分自身が形容詞的だったり、名詞的だったり、二面性を持っています

にぎわいだけがユニークなのです

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2025年3月14日 (金)

酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する

「酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する」高野秀行 本の雑誌社
筆者は冒険紀行で知られた作家です。
「酒を食べる エチオピア・デラシャを事例として」砂野唯、唯一の本で、他に記述は無い。
行ってみたくてしゃべっているうちに、クレージー・ジャーニーのスタッフが聞きつけた。
クレージー・ジャーニーとはドキュメンタリーがやらせとばれて放送が打ち切りとなった番組なのだ。
また番組は再開して、高野は旅に出る、スタッフは彼について行く、高野はノーギャラ、こんなカタチが出来上がった。
ハイランドのコンソ、ここでウォーミングアップ、砂野唯の取材先ではない。
いよいよローランドのデラシャに入る。ここが砂野唯の調査フィールド。
どうも変、民族資料館にでも案内されたような気がする。
そうなのだ、やらせで失敗した番組がやらせの仕込みにだまされたのだ。
これではいかんと、ハイランドとローランドの中間の村に移動する。
ハイランドには未開発の人々が住み、ローランドではヨーロッパの影響が深まっているのだ。
ハイランドでもローランドでも中間ランドでも、水を飲むのに酒を飲み、酒が主食なのだ。まさにそうなのだ。
それは子供でも同じなのだ。ただ子供にはもっと薄めている。大人と同じ濃度ではない。

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2025年3月13日 (木)

インターネットが繋がらない 対策その2

インターネットが繋がらない対策に、ソケットからプラグを抜いてみる、を取り上げました。
そのプラグなんだけどね、コードがこんがらがって、あぁ行ってこう曲がって、なかなか見分けがつかない。

ルーターのソケットの根元に柄物のマスキングテープを巻いて
ケーブルテレビの光受信端末の根元に黄色単色のビニールテープを巻いて
一目で区別できるようにしました。
これなら一筆書きを追いかける面倒がない。

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2025年3月12日 (水)

インターネットが繋がらない 対策その1

インターネットが繋がりません。
またかい、繋がらななくなったのは久しぶりだな。
原因は分かっているんですよ。
今までは、ルーターのソケットを抜いて、再び差し込みにソケットに入れれば、繋がるもんです。
あれ、今回は繋がらない。
ケーブルテレビの光受信端末のソケットを抜いてみました。
再び差し込む、おぅ、今度は繋がりました。
結局、光受信端末の不機嫌、ということになりました。
たいがいルーターの不機嫌なんですがね、光受信端末のせいなのは始めてです。

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2025年3月11日 (火)

今年の確定申告

今年の確定申告を終えました。
計算の最終欄で大きな恵みがありました。
【令和6年分特別税額控除】
合計所得金額が1、805万円以下である居住者の方が適用を受ける控除(定額減税)
控除される金額
1.あなたーーーーーーーーーーーー30,000円
2.同一生計配偶者又は扶養親族ーー30,000円

つまり、独居老人なら3万円、老人夫婦なら6万円、中年夫婦・青年夫婦で未成年の子が二人いれば6万円、三人いれば9万円
これだけ税金から控除されます。
給与じゃないよ、給与から散々控除された所得が1、805万円というと、ほとんどの所帯は税金がそれだけ減るわけです。
こんなことで、国家収入はダイジョウブかいな、心配になります。

この計算式を造ったのは、岸田内閣でしょうか、石破内閣でしょうか。
この方式は今年限り、来年の税金の申告は去年の方式に戻ります。
サラリーマンなら、年末調整で自動的に処理するから、この恵みには気が付かないでしょうね。

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2025年3月10日 (月)

新章 神様のカルテ

「新章 神様のカルテ」夏川草介 小学館
主人公は栗原一止(いちと)、この本の前に4冊出版されている。
いずれも本庄病院での勤務時代のことだ。
新章というのは、信濃大学の大学病院に入局し、同時に大学院に通うのだ。
消化器と腎臓を担当する第四内科に所属している。
第三班にいるが、二番手の位置だ。班長が出来物で忙しいから、実質的に班を統括している。
若い主婦で、膵臓癌患者のお話しが全編通してある。
同時並行して、違う症状の患者が挟み込まれる。
著者は現役の医者だから、病状把握、治療過程の語りが豊富に出てくる。
同時に医局の中での軋轢が出てくる。
端的に言うと、病床管理なのだ。病床の都合によっては、まだ回復していない患者も追い出さなきゃならない。
膵臓癌の若い主婦の患者は回復するか。
回復しない。そういうお話しなのだ。

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2025年3月 9日 (日)

PCの音量が小さいのだが

Win11の場合、右下のスピーカーのマークがあるから、左クリック
音量設定のレベルが表れます
左側に寄せると0%、無音になります、右側にいっぱい寄せても、大音量にはなりません。

Win10の場合、右下の△マーク(に似たマーク)、ここを押すとスピーカーアイコンが出る。
押すと、音量レベルのスライドが出てくる。
過去に、音量最大レベルに設定していたようです。
最大でもこの程度、きわめてひそやか・慎み深い設定になっております。

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2025年3月 8日 (土)

図解で学ぶ めくるめく日本語史の世界

「図解で学ぶ めくるめく日本語史の世界」今野真二 淡交社
絵図があるからスペースが多いだろう、それは間違い、ぎっしりと文字が詰まっています。
感動でメクルメクのではなく、字面を追うのに目がクラクラしてきます。
おおざっぱに言うと、日本語は、上古から室町時代の古代語、江戸時代から現代までの近代語に分かれます。
ポルトガルのバテレンが本国への報告で、ふぁしばふぃでよし、と書き付けています。羽柴秀吉。
古代語では、は行はふぁ行でした。
母音は5音ですが、古代語では7音でした。ゐ、ゑ、これは い、え、とは違う発音でした。

古代語篇はワケワカメ、そうおっしゃるからにはそうなんだろう。
近代語篇になって、納得、なるほど、と共感出来てきます。

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2025年3月 7日 (金)

おれは老人?平成・令和の”新じいさん”出現!

「おれは老人?平成・令和の”新じいさん”出現!」瀬古浩爾
著者は77歳なのだそうな。
自分のことを語っている。近隣・同僚の老人ぶりについて、あれこれ述べているわけではない。
明治に言文一致体が現れたが、これは脳文一致体だ。
思ったことがそのまま文に流れ出ている。ように見える。
ひとりごととも言うし、一人語りとも言う。壁に向かっていたり、どこかに相手がいたり、そこは変幻自在だ。
[私は老人ではない]
[平成・令和時代の新じいさん]
[みんな好きに生きている]
[心は若いが、身体は老けている]
[二回目の救急車と道路顔面突入]
[ちょっと前向きな話]
[ニュース絶ち]
[テレビ断ち、芸人断ち、CM断ち]
[意味も価値もない人生を生きていく]
イラストはカツヤマケイコ、本文は適当に読み流せばええ、イラストには味がある。

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2025年3月 6日 (木)

自殺と言わずに、自死と言いいましょう

どうやら最近では、自殺と言わないような指導が入っているような
自死と言うように誘導されているような

昔は伝染病と言っていました
最近は感染症と言います
厚生労働省の省令だか指針で、そういうお達しが出たのだそうです
これには誰もが指導に服しました

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2025年3月 5日 (水)

感染症の日本史

「感染症の日本史」磯田道史 文春新書
パンデミックを歴史的に追及しています。
最大なものはスペイン風邪、100年前に最大の被害を与えました。
その経験があって、世界でも日本でも隔離の鉄則が徹底されました。
奈良の大仏の建立はパンデミックに対抗する手段でした。
その後、何度もパンデミックに襲われています。
磯田道史のNHKBSの番組に「英雄たちの選択」があります。
2020年8月に、「シリーズ感染症との闘い1 衛生国家への挑戦~3人の先覚者たち」「シリーズ感染症との闘い2 100年前のパンデミック~“スペイン風邪”の教訓~」
連続して放送しています。
最初のは、緒方洪庵、長与専斎、後藤新平、江戸から明治での先駆者たちの戦いです。
この本の第6章「患者史のすすめ」にもスペイン風邪で罹患した女学生の日記が記載されています。
日記というと遺書のように聞こえますが、幸いその女学生は回復して長寿を全うしています。
放送とこの本の出版が同じ時期です。

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2025年3月 4日 (火)

アンチウィルスソフトの経過報告

ウィン11の機種は、最初から Microsoft Difender で装備しました。
ウィン10の機種は、McAfee で装備しました。
1月28日に契約を継続しないと通告しました。
3月末が契約最終日ですが、2ケ月前に通告しないと自動継続されてしまうからです。
了解のメールが到着しました。
で、2月27日に McAfee のソフトを削除しました。
これでもう、アンチウィルスソフトは Microsoft Difender 一本となりました。

ただねぇ
McAfee に限らず専業メーカーには「某月某日何々の脅威に晒されました」と報告がありますよね。
Microsoft Difender は何にも言わない。
こういう違いはありますよねぇ。
検索してみると、メールで報告をもらうように自分で設定しなきゃならんようです。
メンドクサ!

すれすれのところでした、とか、正面から撃退しました、など
報告を聞いても、そうかそうか、と聞くだけなんですよね。
黙って本来の仕事をしてくればええ、いちいち報告はいらんのだがね。
メイデイ、メイデイ、総員退避、大破しました。
ただし、ウィルスに負けた時は報告が欲しいよね。

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2025年3月 3日 (月)

日本語界隈

「日本語界隈」川添愛 ふかわりょう ポプラ社
二人の対談集です。
川添愛は九州大学大学院出、現在津田塾大学特任准教授。
ふかわりょうはお笑い芸人出、音楽関係テレビ司会者。
実はね、ふかわりょうのお笑い芸人っぷりは全然笑えなかった。
お笑いから外れた道に進んで正解だと思います。
だいたい、ふかわりょうがトスを上げて川添愛が突っ込むパターンが多いです。
逆の場合、ふかわりょうもなかなかのトスを上げます。
言語学者だから、フィールド観察の手持ち材料は川添愛の方が多い。
対談は丁々発止と結んでこそで、沈思黙考・長考などは禁物です。
幸い、そんな気配は無かったみたい。順調に運んでいるように見えます。
[なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか]
[なぜ、秋だけが深まるのか]
[なぜ、口にしたくなる言葉があるのか]
[なぜ、感情むきだしの言葉は不快なのか]
章立てのまとめは編集部のものでしょうね。
しゃべり散らしたものを上手にまとめています。


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2025年3月 2日 (日)

京屋の女房

「京屋の女房」梶よう子 潮出版社
第1章 タバコ道具屋京屋伝蔵は後妻をもらう。
後添えに入るのは吉原の花魁、名前は玉の井、本名はゆり。
亭主は戯作者の山東京伝、戯作界では巨頭なのだ。
第2章 時は14年遡ります。
山東京伝は吉原の花魁菊園にほれた、本名菊。
まだ蔦重は存命中で、滝沢馬琴は修行中のころだった。
喜多川歌麿、東洲斎写楽の時代です。
第3章 寛政の改革で、京伝は手鎖50日の処分を受けます。
ここでは前妻お菊のころ。
第4章 タバコ道具屋を開いた。
お菊が亡くなった。
第5章 後妻おゆりの時代。
家の中の前妻の気配に怯える。
第6章 おゆり、お菊の気配を受け入れる。
前妻、後妻、出来た女房のお話しです。

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2025年3月 1日 (土)

2月に読んだ本

2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2535
ナイス数:111

Y字路はなぜ生まれるのか?Y字路はなぜ生まれるのか?感想
写真が豊富で、数多くのY字路を見ることができます。京都・東京だけでなく、地方都市のY字路もコレクションしてあります。94ページの街道系Y字路、ブラタモリで登場したY字路です。放送は去年の11月2日、東海道五十七次のタイトルで出ていました。この本の出版は去年の10月、テレビロケには間に合っていないでしょう。こののY字路は髭茶屋追分、昔から有名だから、使うと決めたものでしょうね。街道系Y字路、地形系Y字路、開発系Y字路、グリッド系Y字路、意味はここでは詳説しません。第6章Y字路とは何か、ここになぜの答えがあり
読了日:02月24日 著者:重永瞬


昇華 機捜235昇華 機捜235感想
機捜とは機動捜査隊、黒パト、私服で刑事部に所属する。法務大臣にSNSで暗殺するとの脅迫があった。折しも解散で選挙直前なのだ。機捜235号は高丸と縞長が乗務する。機捜231号も参加する。法務大臣の選挙区は埼玉県川越市周辺だ。埼玉県警と合同で操作することになった。231号に乗務する大久保美乃里巡査、特技があって、するすると関係者の証言を聞きだしてしまう。大久保は選挙事務所に入って、大臣に密着して警護することになった。その大久保が誘拐された。「機捜235」「機捜235 石礫」に続くシリーズ3作目。同様に痛快な展
読了日:02月22日 著者:今野敏


本願寺はなぜ東西に分裂したのか (扶桑社BOOKS新書)本願寺はなぜ東西に分裂したのか (扶桑社BOOKS新書)感想
教団には派閥争いがあるでしょう。分裂することもよくあることだ。そんなことより、わたしの知りたいのは、NTT西日本・NTT東日本のように地区割りにならなかったことです。モザイクのように、大谷派・本願寺派が地区内・村内に両立していることです。檀家も、わしはこっち、うちとこはこっち、と別れたことです。この疑問に答えてくるのかしら。残念ながらそうじゃありません。上層部の動きばかり追っています。父顕如と息子教如は争い、父の死後、いったんは法主の座に着くも、末弟準如が就任する。教如は徳川家康を頼り、東本願寺が誕生する
読了日:02月21日 著者:武田 鏡村


ひまわりひまわり感想
ひまわり・ひだまりの語感からひまりと名付けられた女の子がヒロインです。総合商社に入って小麦を担当した。ばりばり働いて業績を上げた。交通事故に遭って首から下が動かない全身まひになった。口と脳には被害が無かった。いろいろありまして、弁護士を目指すことにする。某大学のロウスクールに通うことにした。介護で母も父もへとへとになった。専任のヘルパーを雇うことにした。ここから司法試験をパスするのがこの本の見所です。パスする見込みで弁護士事務所へ就活をかけなきゃならない。ここも見所です。悲惨ではなく、前向きで明るい本です
読了日:02月20日 著者:新川 帆立


僕には鳥の言葉がわかる僕には鳥の言葉がわかる感想
自然科学者のエッセイは読んでいて面白い。「ダチョウはアホだが役に立つ」塚本康浩 「大学教授が「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ!」斎藤恭一 「鳥類学者の目のツケドコロ」松原始 「カラスは飼えるか」松原始 「無人島、研究と冒険、半分半分。」川上和人 「バッタを倒すぜ アフリカで」前野ウルド浩太朗 「バッタを倒しにアフリカへ」前野ウルド浩太郎 著者はシジュウカラの鳴き声が言語して分かるのです。コガラ、ヤマガラの鳴き声も言語として分かる。小鳥が一緒の群れとしていて、お互いに、多種の鳥の言語も分かるのです
読了日:02月16日 著者:鈴木 俊貴


中国人が日本を買う理由 (日経プレミアシリーズ)中国人が日本を買う理由 (日経プレミアシリーズ)感想
再読本です。プロローグ 富裕層が日本に移住する理由 第1章 安心できる国、不安になる国 第2章 留学、起業そして・・・彼らが日本を選ぶ理由 第3章 日本のビルは、上海のマンション1室の価格 第4章 中国人を悩ます母国のモーレツ主義 第5章 「日本式おもてなし」の危機 第6章 日本人が知らない、日本文化の底力 エピローグ 豊かになった中国人は幸せか 読んでいて不安になります。中国人の日本へ浸透は、富裕層においてどんどん浸透しています。不安になる。中国国内の情勢を読むと、不穏なものが満ち溢れているように見えま
読了日:02月14日 著者:中島恵


雫峠雫峠感想
全部神山藩でのお話し、神山藩とは中程度の大名で東北地方のさる大大名の支藩。[半夏生]身分は普請方、代々普請方で組頭も務める。川の氾濫を鎮めるには。[江戸紫]藩政に政争がある。身分は隠してはいるが家老の息子。[華の面]能役者、藩主が亡くなって親藩から新しい藩主が来る。[白い檻]藩政で政争があって、一派は追放された。山の村だ。雪が積もったその中を。[柳しぐれ]盗賊のお話し。盗賊でありながら探索方の手の者になっている。[雫峠]20石の足軽から1500石の馬廻りへ婿入り、妹も同様の嫁入り、その果ては。短編ではもっ
読了日:02月08日 著者:砂原 浩太朗


四日間家族 (角川書店単行本)四日間家族 (角川書店単行本)感想
町工場倒産のおっさん、七十代のカラオケスナックのばあさん、正体不明の二十代の女、男子高校生が出てくる。これから集団自殺するのだそうな。自殺の目的地まで到着すると、車がやってきて何かを捨てて引き返していく。なんだか赤ちゃんの泣き声がする。赤ちゃんを捨てて行ったみたい。放っておくわけにはいかない。集団自殺は棚上げにして赤ちゃんを援けることにする。さっきの車が帰ってきたみたい。逃げよう。翌朝、ネットを見ると、赤ちゃんを誘拐していると曝されている。たちまち、身元は明らかになって身元略歴はネットに曝された。ネット怖
読了日:02月05日 著者:川瀬 七緒


バイト・クラブ (単行本)バイト・クラブ (単行本)感想
菅田三四郎、紺野夏夫、渡邊みちか、田村由希美、坂城悟、いずれもバイト高校生なのだ。欠損家庭だったり、貧しかったり、働かなきゃならんのだ。雇い主がみんなええ人。カラオケdondon の7号室をバイト・クラブとして提供している。紺野夏夫は母子家庭で、父親は暴力団の組長なんだそうな。父親は別居している。その組長が拳銃で射殺されてしまった。さあ大変だ。バイト・クラブのメンバーは動く。そこは詳しくは語らないけど、ハッピーエンドに向かう。小路幸也だもの、ハッピーエンドに必ず向かっていく。安心して読み進めてよろしい。。
読了日:02月02日 著者:小路 幸也

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