新章 神様のカルテ
「新章 神様のカルテ」夏川草介 小学館
主人公は栗原一止(いちと)、この本の前に4冊出版されている。
いずれも本庄病院での勤務時代のことだ。
新章というのは、信濃大学の大学病院に入局し、同時に大学院に通うのだ。
消化器と腎臓を担当する第四内科に所属している。
第三班にいるが、二番手の位置だ。班長が出来物で忙しいから、実質的に班を統括している。
若い主婦で、膵臓癌患者のお話しが全編通してある。
同時並行して、違う症状の患者が挟み込まれる。
著者は現役の医者だから、病状把握、治療過程の語りが豊富に出てくる。
同時に医局の中での軋轢が出てくる。
端的に言うと、病床管理なのだ。病床の都合によっては、まだ回復していない患者も追い出さなきゃならない。
膵臓癌の若い主婦の患者は回復するか。
回復しない。そういうお話しなのだ。
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