「墜落」真山仁 文芸春秋
富永検事は那覇地検に転勤になった。
前作[売国][標的]では東京地検特捜部で指揮を執った。
沖縄最初の事件が殺人事件、妻が夫を刺し殺して現行犯逮捕された。
同じころ、自衛隊の戦闘機が墜落して、落下地点にタクシーがいて巻き添えになった。
殺人事件の捜査、犯人が妻なのは疑問がある。
戦闘機の墜落、操縦ミスではなく、機体に問題がある疑いが濃い。
二つの事件は富永検事のもとに集約される。
米軍基地の地主は反戦傾向で、それが沖縄の気分。
中学生で妊娠出産するのも沖縄気分。
特捜部から沖縄とは、懲罰人事かと思ったが、沖縄を書きたかったからだ。



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