風待荘へようこそ
「風待荘へようこそ」近藤史恵 角川書店
保泉真夏、突然夫から離婚を宣言された。
「もう、きみのことは愛していない。もう何年もずっと愛していなかった」
すでに次の妻が待っているのだそうな。
娘を渡して出て行くしかなかった。
幸い、財産分与と慰謝料はもらった。
両親とはギスギスしている。旧姓に戻るのはやめた。
京都へ移った。
平安神宮近くで、シェアハウスとゲストハウスの二棟を経営する先に移った。
ここからは、シェアハウスに住む長期滞在者と、ゲストハウスの旅行者との日常です。
シェアハウスのメンバーの紹介もしたいが、とりとめもなくなりそうなので、そこはカット。
元の夫が訪ねてきます。サイテー、どう最低かは書きたくもない。
すごく不幸なお話しだと思うでしょ。
いいえ、明るい未来が見えています。
ユートピア小説です。
« にぎやか にぎわい | トップページ | 虫が好かない »
コメント