「京屋の女房」梶よう子 潮出版社
第1章 タバコ道具屋京屋伝蔵は後妻をもらう。
後添えに入るのは吉原の花魁、名前は玉の井、本名はゆり。
亭主は戯作者の山東京伝、戯作界では巨頭なのだ。
第2章 時は14年遡ります。
山東京伝は吉原の花魁菊園にほれた、本名菊。
まだ蔦重は存命中で、滝沢馬琴は修行中のころだった。
喜多川歌麿、東洲斎写楽の時代です。
第3章 寛政の改革で、京伝は手鎖50日の処分を受けます。
ここでは前妻お菊のころ。
第4章 タバコ道具屋を開いた。
お菊が亡くなった。
第5章 後妻おゆりの時代。
家の中の前妻の気配に怯える。
第6章 おゆり、お菊の気配を受け入れる。
前妻、後妻、出来た女房のお話しです。



« 2月に読んだ本 |
トップページ
| 日本語界隈 »
« 2月に読んだ本 |
トップページ
| 日本語界隈 »
コメント