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次の分岐で高谷山への直登路となる。ここはあせらず自転車を押して登らなきゃならない。
展望台直下の巻き道に出てきた。水平に進むまま駐車場に出てくる。展望台の駐車場なんだよ。トイレもあります。
ここから先は車両進入禁止、はて、自転車は車両か、軽車両だよねぇ。駐車場に停めて歩いて登ろうか。
ここが展望台、三次の市街地を眺めるに、黄砂に閉ざされて見晴らしが利かない。これでは写真を撮っても見栄えのする写真にはならないぞ。びっくりするほど見晴らしが悪いよ。
広域農道まで下りてきた。車道は嫌だから歩道を進む。例年なら歩道には落ち葉枯れ枝が積もっていてタイヤの邪魔をするのだが、今年は掃除されたのか、少ない。自転車を転がしやすい。
元国集落の元国橋がある。広域農道は橋を渡るのだが、橋の下に道があって、立体交差している。立体交差の下へ下りていく。
ここの下りの道は結構な下りの道なんですよ。下ハンドルを握ってスピードを殺して下りないとえらいことになる。ここは慎重に行きましょう。
道は自然と丸大ハムの工場の前に出る。集落名は荒瀬、江の川は瀬と淵で繋がっている。ここでの瀬は荒い瀬なんだろうなぁ。
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これは途中の抜き書きです。続きは下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2025/bike-250425-takatani-ym/bike-250425-takatani-ym.html
「署長サスピション」今野敏 講談社
本来は隠蔽捜査シリーズで、竜崎伸也が主人公です。
あまりに出世してしまったので現場との結びつきが薄くなる。
これ以上お話を紡ぎ出すのが難しい。
後任に藍本小百合、もちろんキャリア、めちゃくちゃ美人。
管内で怪盗フェイクが盗みを働いている。
署長室の金庫には一億円の現金が収められている。
SNSでは、怪盗フェイクが盗み出すと宣言しているのだとか。
大森署内、警視庁、警察庁での人事顔ぶれは竜崎伸也時代のままで、なじみやすい。
藍本小百合署長になってからは、署長シンドローム、に続く署長サスピション。
サスピションとは、suspicion で、容疑、疑いの意味。
今後、このシリーズは、署長+カタカナ語で続くんでしょうね。
わたしのホームページで、サムネイル写真をクリックすると
それに関連するページが飛び出す、はずなんですがね
飛び出さない
飛び出すはずのページ名を、*****/250416-1.httml と名付けたはずなのに
*****/250416-1%20.httml と違う名前で出来上がっている
これでは、サムネイルをクリックしても、not found で不発のままです
自分のエクスプローラで見ると、250416-1.httml と名付けている
でも、ネットのURLは、250416-1%20.httml という名前で姿をあらわす
さんざん考えてね、*****/250416-1.httml の名前は捨てて
同じ内容を、ほら、*****/250416-9.httml と別の名前で仕立てました
今度は、サムネイルをクリックすると、ちゃんと目的のページに着地します
長年ホームページ編集をやっていますが、こんな事態に陥ったのは始めてです
この窮地を脱するのに、半日かかりました
トランプが関税をかけたから、ここにまで影響が及んだのか、ソレハチガウ
ただのグチです、聞き流してください
「関ケ原仁義(上)」井原忠政 双葉文庫
歴史を語るのに正史と稗史があります。
正史ばっかり語っていては小説にならん。
ありそうなこと、あったかもしれないことを語って小説になるんです。
表紙を見てちょうだい。
植田茂兵衛、斬られて血を流している。甲冑姿ではない、平装です、肩衣姿です。
豊臣秀吉が没して、徳川家康を中心に世は回ろうとしています。
大阪城を訪ねて、櫓見物に招かれたところ、そこには討っ手が待ち構えていました。
植田茂兵衛、殿の馬廻衆、脇差一本で防戦に努めます。
顔を斬られ、手のひらを割き、胴体を突き刺されるも、討っ手を倒します。
茂兵衛、身を挺して家康を守った。
この後は関ケ原の戦に突入で、次巻をご期待あれ。
七塚駅は諦めて国道に出る。東小学校前の信号交差点まで行って、ガソリンスタンドとコインランドリーの間に道がある。そこに入って行く。
道標も何もない。道路から切り上がって登って行く道がある。畑へ行く道じゃないかと疑わしいが、鉄道線路が見えているから大きく外れてはいないだろう。
ちょうど列車が来た。備後落合行き 13時31分発の列車、乗降客は一人もいなくて発車して行った。
ここが備後三日市の駅なのだ。出入口はひとつ。プラットホームの向こう側は笹と木立に埋もれて閉ざされている。
庄原格致高校の生徒が通学に使おうとしても、ダイヤは不便だし、痴漢の出そうな道だし、これは不向きだなぁ。なんでこんなところに駅を作ったんだろう。
下の道に下りて上り坂を漕ぐ。登り切ったところが桝形神社、三日市の産土神だと思うよ。ここが最高地点で、庄原の市街地は坂道の斜めに立地している。備後庄原駅が最低地点なのだ。
再び庄原市街地を斜めに登って、三日市から伸びる峠を越えて山内の東・西へと進んで行く。
ここからは鉄道からは離れて進む。最短距離を進んで行く。
山内西の水越口交差点で、信号待ちの角で転んでしまった。ペダルのクリートが外れない。外れないままゆっくりと自転車が倒れていく。
おぉい、しゃぁないかぁい。自動車から声をかけられる。車を停めておねぇさんが助けにくる。ダイジョウブ、大丈夫、ほら、この通り。
老人が倒れた。心臓疾患じゃないか、脳梗塞じゃないか。そんな心配が起きるものねぇ。見たとこ、眉毛真っ白で、相当な高齢に見えるものねぇ。
あちこちに手を振って、緊急事態じゃないことをみんなに示す。気にかけてくれてどうもありがとう。
どうもいかんなぁ。信号待ちなんだからクリートを早めに外すように心がけなきゃいかんなぁ。クリートとは、靴とペダルを結合する金具のことなんです。
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http://sherpaland.net/bike/2025/bike-250416-geibisen_kakueki/bike-250416-geibisen_kakueki.html
過去のどこかで、ナショナルと言わずにパナソニックと名乗り始めました。
なんでだろ、それはね
ナショナルは世界的には商標権が取れなかった、あまりにも普遍的な名前だからね
ナショナルとは日本国内だけの名前で、世界的にはパナソニックで売り出したんだそうな
日本でも、もうナショナルはやめなきゃならんな、パナソニックに置き換えよう
日本ではパナソニックの名前は知りません
最初は、ソニーのまがい物だのと世間はうるさかった
とうとうパナソニックは定着しました
日本では、外国ではパナソニックと名乗っていると誰も知らなかった
実は、外国ではパナソニックなんですと言えば、誰もが納得しただろうにね
実は、と言わなかったので、なんで、どうして、と尾を引いたんですよね
わたし、PIN で悩まされていましたが、PIN についての関連情報があります
【ICクレジットカードの正しいお取扱いについて】
https://www.jcca-office.gr.jp/dealer/handling/ichandling/
【2025年3月末をもってPINバイパス(暗証番号入力スキップ)は廃止となります】
なんのこっちゃろ、それはね
サイン認証は廃止になります。今後は、暗証番号を打ち込むだけになります
クレジットカード業界では、暗証番号を PIN と呼んでいるらしい
ネットでは、パスワードと PIN が別々なので、用語が紛らわしいな、という雑感です
そういえば、クレジットカードにサインしたのは随分昔のことだったような
いつのまのやら、どこの店でも端末に数字を入力しているよなぁ
今では、クレジットカードを使わずに、キャッシュカードでデビッドカード決済、現金とほぼ同じでやっています
「レッドゾーン」夏川草介 小学館
長野県筑摩野に信濃山病院がある。公立病院なのだ。
コロナ患者を収容する病院に指定される。
同じ設定で「臨床の砦」がある。
「レッドゾーン」と「臨床の砦」
出版は臨床の砦が先でレッドゾーンが後だが、時間軸の後先はよく分からない。
この本では、内科部長の三笠が率先して、中堅の敷島が加わり、50代の日進も参加を要請された。
敷島は臨床の砦での主人公なのだ。
この話では、日進が主人公になって話が進んで行く。
コロナ外来については、どの医師も関わらないように離れて行く。
若年層は人事権が大学病院にあるし、幼児を抱えている医師は家庭感染を恐れる。
老年の医師は基礎体力が弱く、コロナ感染に弱い。
子供が成人している医師が協力を申し出てくる。若手でも協力者は出てくる。
地区の病院はコロナ患者受け入れを拒否する。
信濃山病院で集中してやってもらおう。丸投げして関与する気はない。
わたしのページ、諸毛町(自転車篇)の Google Map のページ
わたしには、Windows11 + Google Chrome では自分でも見ることができません
そこの Google Map が見えますか、読めますか、と読者のかたに聞いてみました(4月6日付け)
レスがありません ということは
誰もが普通に見えている、何の異常もなく見えている、これではレス付ける気にもなりませんよね
しぇるぱクン、君は何を言っているのだろう? おかしいのじゃないかい
どうやら、Windows11 + Google Chrome の環境で見えないのはわたしだけのようです
いや、見えない以前に、メールアドレス、パスワード、さらに PIN を求められて身動きが取れないのです
PIN を書き込みなさい、打てばええのでしょ、Windows 起動時の PIN を打ち込みました
ナントイウコトデショウ
アラビアンナイトのアリババと40人の盗賊、PIN は【開け、ゴマ】と同じ価値の呪文でした
一発で問題は解消しました
それにしても、前からのユーザーに、名を名乗れ、PIN を打て、新参者のゲスト扱い、そりゃないよ
最新の、諸毛町・自転車篇のページなんですがね
ファイルを構成しているグーグルマップのページが、作成者のわたしにも読めないのです
ウィンドウズ11、グーグルクロームで見ると、ページが開かないのです
身元照会が厳重で、メールアドレスは?パスワードは?さらに身元証明は?
回答に詰まってページが開くところまで行き付きません
ウィンドウズ11+マイクロソフトエッジ、ウィンドウズ10+クローム、ウィンドウズ10+エッジ
ほかなら不審尋問を受けることなく開きます
そもそも、グーグルマップのページを構成するのに、ウィンドウズ11+クロームではできませんでした
なので、ウィンドウズ11+エッジでグーグルマップを引き寄せて作製しました
作成者の自分さえ読めないようでは、世間ではどんなふうになっているのでしょう
たぶん、わたしだけがウィンドウズ11、グーグルクロームで立ち往生しているのかもしれません
それぞれのみなさんから、読める、読めない、レスを頂ければありがたいです
民家が見えてきた。たんぼが見えてきた。北諸毛圃場整備の石碑がある。ふぅん、諸毛を北諸毛・南諸毛と分けて呼ぶんだな。
峠が見えている。あそこまで行けば下り坂になるんだぞ。もうちょっと押して歩こう。
きっつぅ、峠の下はかなりの傾斜、自転車を押して歩いても堪える。登り切った、峠の上は民家が立ち並んで、四本の道がある。当然、直進する道を進むべきだろう。
はい、出ました。県道383号線に合流した。横に郵便局がある。ちょうど局員が外に出てきた。
ちょっと聞きたいんですが、ここは諸毛で郵便局は諸田とありますよね、田の字はどこから引いてきたのですか。
昔はね、諸田という地名だったのですよ。今では諸田という地名は消えましたが、名残に残っているのですよ。
なになに、地名が消えただと、これは異様なことを聞いた。調べてみねばなるまいて。
明治の初めのころ、全国で旧来の村々を束ねてひとつの村にする運動があった。それで諸田村が誕生した。諸毛村の諸と大山田・下山田の田を足して、諸田村にしたんだろうね。
明治・大正・昭和の戦後・高度成長期まで諸田村は続いた。
1955年(昭和30年)西の大山田・下山田・千堂が分離して合併、御調町が発足した。人口の多い中核部分が分離したので、残った諸毛・小国は翌年府中市に編入された。
67年間も、諸田村は存続したんだよ。郵便局、旧小学校に諸田の名前は残っている。小学校は廃校になった。郵便局も採算が取れているかはどうかと思うし、廃止も近いと思うよ。
郵便局から進むと、南諸毛の集落が見渡せる。このへんから南のたんぼが始まるのだよ。
編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
これは途中の抜き書きです。続きは下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2025/bike-250402-huchu-moroge/bike-250402-huchu-moroge.html
3月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3744
ナイス数:110
リペアラーの感想
通常は、題名の意味はこれこれだと明かします。でも、この場合は明かせない。ネタバレになってしまう。俺は五頭想一、イラストレイターだ。高校の時の同級生に穴川雅がいる、ミヤビと読む。ドキュメンタリの著作あり。ミヤビに雇われた。六本木の古いビルの屋上で死んだ人がいる。昭和60年(1985年)のこと。死んだ人が誰か、死んだ事情は。ミヤビに依頼した人がいる。調査する関係者に魅力的な人物がたくさんいる。占い師、アメリカ人のピアノ弾き、昭和60年当時、銀座ママだった人。二人は麻酔薬を打たれて監禁される。スパイ、国家機密が
読了日:03月28日 著者:大沢 在昌
暗黒戦鬼グランダイヴァーの感想
題名の意味を先に言ってしまう。グランド、偉大なるとかでっかいの意味、プラス、ダイヴァースーツ。泳ぐダイヴァースーツじゃないよ、海底で労働する潜水夫のダイヴァースーツ。深町辰矛、主人公、最初は警視庁公安部の制圧隊ででかいダイヴスーツを着ている。敵は異人、外国人で日本に住み着いて棲み家を拡大して行く。反撃されて怪我した。入院中にリクルートされた。民間のグランダイヴァーとしてだ。遠い近未来ではなく、近い近未来の出来事のようだ。深町は異人退治にいそしむ。誉田哲也にしては珍しい本を書く。今までの路線とは離れている。
読了日:03月27日 著者:誉田 哲也
墜落の感想
富永検事は那覇地検に転勤になった。前作[売国][標的]では東京地検特捜部で指揮を執った。沖縄最初の事件が殺人事件、妻が夫を刺し殺して現行犯逮捕された。同じころ、自衛隊の戦闘機が墜落して、落下地点にタクシーがいて巻き添えになった。殺人事件の捜査、犯人が妻なのは疑問がある。戦闘機の墜落、操縦ミスではなく、機体に問題がある疑いが濃い。二つの事件は富永検事のもとに集約される。米軍基地の地主は反戦傾向で、それが沖縄の気分。中学生で妊娠出産するのも沖縄気分。特捜部から沖縄とは、懲罰人事かと思ったが、沖縄を書きたかった
読了日:03月20日 著者:真山 仁
初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記の感想
浮気と借金を繰り返す亭主と離縁に成功、公事宿の狸穴屋に雇ってもらう。これが前作。[祭りぎらい]娘の婿を離縁したい、女房が笛吹と駆け落ちした、婿の笛の上手が腹が立つ。これが離縁したい理由。[三見の三義人]今回の公事は離縁ではない、播磨の沖の漁場の争い。公事に負けて駕籠訴にまで及ぶ。[身代わり]評定所留役の家で養子が養い親からの離縁を訴えるお話し。[夏椿]老いた妻が離縁を申し出るお話し。[初瀬屋の客]公事宿の知人に初瀬屋がある。泊まり客に何やら難しい公事がある。[証しの騙し絵]前編の続き、これには策略がある。
読了日:03月18日 著者:西條 奈加
風待荘へようこその感想
突然夫から離婚を宣言された。「もう、きみのことは愛していない」すでに次の妻が待っている。娘を渡して出て行くしかなかった。幸い、財産分与と慰謝料はもらった。両親とはギスギスしている。旧姓に戻るのはやめた。京都へ移った。シェアハウスとゲストハウスの二棟を経営する先に移った。ここからは、シェアハウスに住む長期滞在者と、ゲストハウスの旅行者との日常です。シェアハウスのメンバーの紹介もしたいが、とりとめもなくなりそうなので、そこはカット。元の夫が訪ねてきます。サイテー、どう最低かは書きたくもない。明るい未来が見えて
読了日:03月16日 著者:近藤 史恵
酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境を旅するの感想
エチオピアに酒を主食とする民族がいるそうな。案内として高野が行き、スタッフが随行するカタチが出来上がった。クレージー・ジャーニーとはドキュメンタリーがやらせとばれて放送が打ち切りとなった。ハイランドのコンソ、ここで小手調べ。いよいよローランドのデラシャに入る。どうも変、民族資料館にでも案内されたような気がする。そうなのだ、やらせで失敗した番組がやらせの仕込みにだまされたのだ。これではいかんと、ハイランドとローランドの中間の村に移動する。水を飲むのに酒を飲み、酒が主食なのだ。それは子供でも同じなのだ。薄めて
読了日:03月14日 著者:高野秀行
新章 神様のカルテ (小学館文庫 な 13-6)の感想
主人公は栗原一止(いちと)、新章というのは、信濃大学の大学病院に入局し、同時に大学院に通っている。消化器と腎臓を担当する第四内科に所属している。第三班にいるが、二番手の位置だ。班長が出来物で忙しいから、実質的に班を統括している。若い主婦で、膵臓癌患者のお話しが全編通してある。同時並行して、違う症状の患者が挟み込まれる。著者は現役の医者だから、病状把握、治療過程の語りが豊富に出てくる。同時に医局の中での軋轢が出てくる。端的に言うと、病床管理なのだ。病床の都合によっては、まだ回復していない患者も追い出さなきゃ
読了日:03月10日 著者:夏川 草介
図解で学ぶ めくるめく日本語史の世界の感想
絵図があるからスペースが多いだろう、それは間違い、ぎっしりと文字が詰まっています。感動でメクルメクのではなく、字面を追うのに目がクラクラしてきます。おおざっぱに言うと、日本語は、上古から室町時代の古代語、江戸時代から現代までの近代語に分かれます。ポルトガルのバテレンが本国への報告で、ふぁしばふぃでよし、と書き付けています。羽柴秀吉のこと。古代語ではは行はふぁ行でした。母音は5音ですが、古代語では7音でした。ゐ、ゑ、これは い、え、とは違う発音でした。近代語篇になって、納得、なるほど、と共感出来てきます。。
読了日:03月08日 著者:今野 真二
おれは老人?平成・令和の〝新じいさん″出現!の感想
著者は77歳なのだそうな。自分のことを語っている。明治に言文一致体が現れたが、これは脳文一致体だ。思ったことがそのまま文に流れ出ている。ひとりごととも言うし、一人語りとも言う。壁に向かっていたり、どこかに相手がいたり、そこは変幻自在だ。[私は老人ではない][平成・令和時代の新じいさん][みんな好きに生きている][心は若いが、身体は老けている][二回目の救急車と道路顔面突入][ちょっと前向きな話][ニュース絶ち][テレビ断ち、芸人断ち、CM断ち][意味も価値もない人生を生きていく]イラストはカツヤマケイコ、
読了日:03月07日 著者:勢古浩爾
感染症の日本史 (文春新書 1279)の感想
パンデミックを歴史的に追及しています。最大なものはスペイン風邪、100年前に最大の被害を与えました。その経験があって、世界でも日本でも隔離の鉄則が徹底されました。磯田道史のNHKBSの番組に「英雄たちの選択」があります。2020年8月に、「シリーズ感染症との闘い1 衛生国家への挑戦~3人の先覚者たち」「シリーズ感染症との闘い2 100年前のパンデミック~“スペイン風邪”の教訓~」連続して放送しています。この本の第6章「患者史のすすめ」にもスペイン風邪で罹患した女学生の日記が記載されています。放送とこの本が
読了日:03月05日 著者:磯田 道史
日本語界隈 (一般書)の感想
川添愛は九州大学大学院出、現在津田塾大学特任准教授。ふかわりょうはお笑い芸人出、音楽関係テレビ司会者。お笑いから外れた道に進んで正解だと思います。だいたい、ふかわりょうがトスを上げて川添愛が突っ込むパターンが多いです。逆の場合、ふかわりょうもなかなかのトスを上げます。言語学者だから、フィールド観察の手持ち材料は川添愛の方が多い。[なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか][なぜ、秋だけが深まるのか][なぜ、口にしたくなる言葉があるのか][なぜ、感情むきだしの言葉は不快なのか]章立てのまとめは編集部のものでしょうね。。
読了日:03月03日 著者:川添 愛,ふかわ りょう
京屋の女房の感想
第1章 タバコ道具屋京屋伝蔵は後妻をもらう。後添えに入るのは吉原の花魁、名前は玉の井、本名はゆり。亭主は戯作者の山東京伝。第2章 時は14年遡ります。山東京伝は吉原の花魁菊園にほれた、本名菊。まだ蔦重は存命中で、滝沢馬琴は修行中のころだった。喜多川歌麿、東洲斎写楽の時代です。第3章 寛政の改革で、京伝は手鎖50日の処分を受けます。ここでは前妻お菊のころ。第4章 タバコ道具屋を開いた。お菊が亡くなった。第5章 後妻おゆりの時代。家の中の前妻の気配に怯える。第6章 おゆり、お菊の気配を受け入れる。出来た女房の
読了日:03月02日 著者:梶 よう子
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