レッドゾーン
「レッドゾーン」夏川草介 小学館
長野県筑摩野に信濃山病院がある。公立病院なのだ。
コロナ患者を収容する病院に指定される。
同じ設定で「臨床の砦」がある。
「レッドゾーン」と「臨床の砦」
出版は臨床の砦が先でレッドゾーンが後だが、時間軸の後先はよく分からない。
この本では、内科部長の三笠が率先して、中堅の敷島が加わり、50代の日進も参加を要請された。
敷島は臨床の砦での主人公なのだ。
この話では、日進が主人公になって話が進んで行く。
コロナ外来については、どの医師も関わらないように離れて行く。
若年層は人事権が大学病院にあるし、幼児を抱えている医師は家庭感染を恐れる。
老年の医師は基礎体力が弱く、コロナ感染に弱い。
子供が成人している医師が協力を申し出てくる。若手でも協力者は出てくる。
地区の病院はコロナ患者受け入れを拒否する。
信濃山病院で集中してやってもらおう。丸投げして関与する気はない。
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