「楽園の楽園」伊坂幸太郎 中央公論新社
百ページの本で、紙が分厚い本です。挿絵も多いのです。たちまち読んでしまいます。
五十九彦(ごじゅうくひこ)三瑚嬢(さんごじょう)蝶八隗(ちょうはっかい)、三人は探しに出る。
人工知能の天軸が天変地異を引き起こした可能性が高い。
三人は天軸を探しているのだ。
深い森の中で巨大な巨木を発見した。二本の巨木が絡まっているのだ。
この結末は語りません。
これは小説ではないな。
詩編だな。叙事詩だな。
起承転結、あるいは、序破急、転の部分、破の部分を語っているのだ。
三人以外に登場人物はいない。
起こりの部分も語っていないし、結びの部分も語っていない。



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