署長サスピション
「署長サスピション」今野敏 講談社
本来は隠蔽捜査シリーズで、竜崎伸也が主人公です。
あまりに出世してしまったので現場との結びつきが薄くなる。
これ以上お話を紡ぎ出すのが難しい。
後任に藍本小百合、もちろんキャリア、めちゃくちゃ美人。
管内で怪盗フェイクが盗みを働いている。
署長室の金庫には一億円の現金が収められている。
SNSでは、怪盗フェイクが盗み出すと宣言しているのだとか。
大森署内、警視庁、警察庁での人事顔ぶれは竜崎伸也時代のままで、なじみやすい。
藍本小百合署長になってからは、署長シンドローム、に続く署長サスピション。
サスピションとは、suspicion で、容疑、疑いの意味。
今後、このシリーズは、署長+カタカナ語で続くんでしょうね。
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