芸備線、三次駅から備後庄原駅、自転車で各駅停車(自転車篇)
七塚駅は諦めて国道に出る。東小学校前の信号交差点まで行って、ガソリンスタンドとコインランドリーの間に道がある。そこに入って行く。
道標も何もない。道路から切り上がって登って行く道がある。畑へ行く道じゃないかと疑わしいが、鉄道線路が見えているから大きく外れてはいないだろう。
ちょうど列車が来た。備後落合行き 13時31分発の列車、乗降客は一人もいなくて発車して行った。
ここが備後三日市の駅なのだ。出入口はひとつ。プラットホームの向こう側は笹と木立に埋もれて閉ざされている。
庄原格致高校の生徒が通学に使おうとしても、ダイヤは不便だし、痴漢の出そうな道だし、これは不向きだなぁ。なんでこんなところに駅を作ったんだろう。
下の道に下りて上り坂を漕ぐ。登り切ったところが桝形神社、三日市の産土神だと思うよ。ここが最高地点で、庄原の市街地は坂道の斜めに立地している。備後庄原駅が最低地点なのだ。
再び庄原市街地を斜めに登って、三日市から伸びる峠を越えて山内の東・西へと進んで行く。
ここからは鉄道からは離れて進む。最短距離を進んで行く。
山内西の水越口交差点で、信号待ちの角で転んでしまった。ペダルのクリートが外れない。外れないままゆっくりと自転車が倒れていく。
おぉい、しゃぁないかぁい。自動車から声をかけられる。車を停めておねぇさんが助けにくる。ダイジョウブ、大丈夫、ほら、この通り。
老人が倒れた。心臓疾患じゃないか、脳梗塞じゃないか。そんな心配が起きるものねぇ。見たとこ、眉毛真っ白で、相当な高齢に見えるものねぇ。
あちこちに手を振って、緊急事態じゃないことをみんなに示す。気にかけてくれてどうもありがとう。
どうもいかんなぁ。信号待ちなんだからクリートを早めに外すように心がけなきゃいかんなぁ。クリートとは、靴とペダルを結合する金具のことなんです。
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