「殺し屋の営業術」野宮有 講談社
今年度江戸川乱歩賞受賞作です。
主人公鳥井一樹はコミッションセールスのトップセールスマンだ。
高校卒業以来ひたすらこの業界にいる。
ものの弾みで殺し屋が看板の極東コンサルティングの営業担当に嵌った。
今月の営業目標は2億。
見かけはピカレスク小説だ。
展開は、コンサルタントのケーススタディのようなものだ。
あるいは、心霊商法でたぶらかす、ここの場合は、上司幹部をたぶらかす。
ちゃんと競合会社もあります。周防商会。ここも殺し屋の会社。
今月のノルマは2億だけど、3億の水揚げを叩き出します。
恐ろしいね。この先々、どうなるのかしらね。



« 写真とGPSを紐づけるには |
トップページ
| 庄原比和、三河内小和田の棚田を行く 二度目(自転車篇) »
« 写真とGPSを紐づけるには |
トップページ
| 庄原比和、三河内小和田の棚田を行く 二度目(自転車篇) »
コメント